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飲みの席には這ってでも行け(堀田 秀吾)

明大一受けたい授業の名物先生、
堀田先生の「コミュ力」強化本。
セロトニンを活性化させる飲み会は、
ネットワークを広げ、自分を磨く練習の場。
行って損はないのだ。
話すのが苦手なら、
ひたすら聞いている「うなずき係」に徹すればいい。

髪型で違うキャラになれ、
コタツはすぐにどかしなさい、
言葉によって世界が変わる、
方言というコスプレ、
「依怙贔屓?いいえサービスの報酬です」、
そして決め台詞は「後でやろうは、バカ野郎!」
お見事です。

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飲みの席には這ってでも行け

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| 読んだ本 | 07:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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秘伝のたれは腐ってる?(山本 御稔)

「秘伝のたれ」は200年間愛されてきたブランド力があり、
「つぎ足し、つぎ足し」の中身より730万人くらいが食べた、
という実績が価値なのだ。
統計学の落とし穴、
言葉の持つ魔力を説明。
そう、「さおだけ屋はなぜ潰れないか」のような本。

タイトルはいまいち
いただけない。
「代替不可能性」を説明する例なので、
一言も「腐っている」とは書いてませんでした。
(書いてたら、苦情来ちゃうよね)

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秘伝のたれは腐っている

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| 読んだ本 | 07:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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人魚姫 探偵グリムの手稿(北山猛邦)

作家が名探偵、はよくあるけど
今回は童話作家、
それもグリムとアンデルセンという二大巨匠。
タッグをくんで「人魚姫」の冤罪を晴らすという
すご過ぎるお話。

謎めいたグリム兄弟の弟・ルードヴィッヒに
翻弄される初々しいアンデルセン、ハンス君。
「私の命で、海の上も海の底も平和になるなら安いものだ」という、
真相解明に命を懸けるセレナ(セイレーン)の
正しいツンデレぶりが、心にしみます。

恋に狂った妹人魚が戦争にかり出され、
悲しい末路をたどった、というあたりから一気に生臭い、
近代史の有名な海戦や大事件も
そうか、○○のせいだったのね。
オチにぶっ飛びました。

人魚姫

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| 読んだ本 | 07:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ガラスの麒麟(加納朋子)

アパトサウルスとディプロドクスの骨が
混ざってしまったブロントサウルス。

「叱られてはめそめそし、
目を離せば悪さをし、ニワトリなみに覚えが悪い」
39人の学生を、39本の花束に見つつ
クールを気取る先生。
そんな学園に起きた突然の悲劇。
女子高生・麻衣子の惨劇の裏には、
全く別の2つの悲劇が隠されていた。

奇妙な行動にミスリードされ。
妖しげな先生の行動と思春期女子の感性がシンクロする
首が伸びたキリンとネメグトサウルスの
孤独の比喩が絶妙。
理不尽な死も不条理な生も
受け入れなければならない時もある。
解決篇の後も、どうにもやりきれない思いが残りました。

ガラスの麒麟

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| 読んだ本 | 07:00 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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わが友フロイス(井上ひさし)

宣教師フロイスの往復書簡から見える
侵略の尖だった宣教師の実態。
「生まれついての文才と語学の才能、
記憶力も豊富、
あらゆる文筆の仕事に長じ」
「歩く辞書と呼ばれる」
天才少年フロイスに
井上さんが自分を重ねる。

はじめの願いは「他人の役に立ち、
天国への徳を積みたい」。
ところが、実際の宣教師の役割は
母国の利益のための「正当な戦争」の遂行。

「福音を信じない者は滅ぼしても仕方ない」
という仕事に疲れはてたとき、
天正少年使節のひとり原マルチノが
「キリスト教のために日本に攻め込んで」と
懇願することに恐怖する。

青年時代、キリスト者の中で育った著者の、
冷徹な視点が際立つ歴史ミステリでした。

わが友フロイス

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| 読んだ本 | 07:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治)

パソコンもスマホも持たない、
いまだに本中心の生活をする。
「だから僕は負け組」
その割に、自信と思い込みでできた本。

経済、政治、流通を語るけど、
引用も具体例もないから説得力が乏しい。
うーん、編集さんアドバイスしてあげて。
「親の仕事がペイしなくなったから
世襲制度はつぶれた」論にしても、
ビジネスモデルが通じなくなったことより
ライフスタイルの変化じゃないの?

橋本治のカリスマ性に
ハハハっと恐れ入る人は別として、
何かをつかみたい人には、
ちょっと期待外れかも。

乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない

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| 読んだ本 | 07:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヒストリエ9(岩明 均)

アテネに苦汁を飲まされたマケドニア軍。
エウメネスは、ビザンティオン戦の名将
フォーキオンに会いに、アテネに乗り込む。

正面から交渉に入る、と見せかけて
二重三重の仕掛けがあるのがマケドニア流。
竹中半兵衛と秀吉を
合わせた以上の書記官の活躍。

9巻が出るまで、時間がかなり空いてたけど、
きれいにうまく、つながった。
ピレウスの裏の支配者・
メランティオスの正体が
あの人だったとは!
はい、驚きました。

51H00okF.jpg

ヒストリエ9

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| コミックス | 07:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大癋見(おおべしみ)警部の事件簿(深水黎一郎)

ノックスの十戒、
ヴァンダインの20則、
後期クイーン問題、
バールストン先行法…
「本格ミステリの法則」、なるものが
こんなにあったんですね。
それを逆手にとった実験短編小説集。

「細々とした証拠の再検証」
「足で稼ぐ捜査」
「ミスリードする刑事」
あらゆるやり取りを省いて、
どうだっ!と結果を見せるやり方。

ミステリグルメの方には
きっと珍味でおいしいお話なのかも。
初心者の私には、法則破りの法則が
「そりゃないぜ」としか感じられないのが、
ちょっと残念でした。

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大べしみ警部の事件簿

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| 読んだ本 | 07:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブリッジマンの技術(鎌田 浩毅)

オタクな研究者がオモロイ教授に変身。
そのカギは、相手と場所の
フレームワークの理解にあった。

悪口も逆境も自分流の言葉で変換してみる。
やりたいことは声に出してみる。
こじれそうになったら「水入り法」、
否定するときの「のし言葉」活用。
単純化してみる「ラベル解読法」…

火山学者から「科学の橋渡し師」となった先生。
研究も、科学の伝道も、本当に楽しそうなのだ。

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ブリッジマンの技術

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| 読んだ本 | 07:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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化石の分子生物学-生命進化の謎を解く(更科 功)

DNAで進化の系統樹の書き換え
なんてニュースをよく聞くけど、
実際どういう仕組みなのか、
どうしてそんなことわかるのか、
はたまた、ホントに検査してるの?
という疑問までわく。

そんな素人のための懇切丁寧な解説と、
DNA分析のイロハを説明。
(でも半分しか理解不能でした…)
PCR法ですくないDNA を増幅して調べることができる。
しかしもろ刃の剣で
ミイラの遺伝子検査で
浮遊していた現代人の遺伝子の方を調べてしまった、など

まさに試行錯誤、トライアンドエラーの連続。
6千800万年前化石からもとれたっ!
とおもった別の物だったり。
空気中には、こんなにもDNAが漂っている。

ジュラシックパークは研究者も興奮した映画だったけど、
恐竜などの遺伝子探索がいかにむつかしいのか、
実際は無理(いまのところ)というのも、よくわかってきた。

専門家の方の視点で、
すごいことをたくさん教えてもらえて、
なんか得した気がしたけど、
うーん、ここで説明ができないのが悔しい。
ぜひ読んでください。

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化石の分子生物学

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藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩(藤原正彦・美子)

数学者の藤原正彦さんと
翻訳家の美子さん夫妻が
東京と実家の鎌倉、諏訪をぶらり旅。

名所旧跡より、ご夫婦の
仲の良さを楽しむ本かも。
丁々発止の、昭和な夫婦の会話が続く。
そして、端端に出てくる、お二人の血族の豪華さ。
谷崎も藤村も漱石も、
みんな友達のように見えてしまう。

東大、護国寺、府中、番町。
華麗なる学生時代。
暗号解読に集められた学生時代の思い出。
息子の結婚相手の実家で
突然、発掘を始める、父・新田次郎さん。
井上ひさし夫妻との思い出。

とっておきのエピソードも
さらりと出てくるさりげなさも素敵。

強い絆で結ばれた
昭和インテリな二人なのでした。

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藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩

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新米上司の言葉かけ~「困った」いまどき社員を変える30のルール(梶原しげる)

文化放送の梶原しげるさんが書いた、
言葉かけの魔法のテクニック。
「資料をなくす」「机の上がゴミだらけ」
「取引時間に遅刻」「出てきた書類がまるでダメ」
「欠勤が目立つ」
ダメ部下、ダメ社員と呼ばれてしまう人達に対して、
対応する方法もあったのだ。

怒鳴ってしまってはダメ。
上から目線はNG。
一緒にやっていきましょう、
ここまでできたね、
そして共感。

仕事の遅い年上社員には、
「今どんな感じ?」
クレーム対応ができない人には
「今こんなふうに言ったほうがいいよ」
態度が悪い部下には
「また悪い癖が出ているね」
余計な話が多いなら
「今の話こういうことですね」

にこやかに、冗談めかして、対等に。
相談に乗る、応援しているよ、
励ましこそが大切。

でも本当は、上司の方こそ
励ましてほしいのにね。

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新米上司の言葉かけ

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図説・本の歴史 (樺山紘一)

本って何?「本」の概念の話から、
紙の登場、簡と碑、
巻紙と冊子、製本、
文字、印刷技術…。
どう進化してきたか、
どんな役にたったのか?
どう発展していくのか?

カラー図版で分かりやすい。
近代図書館発祥の地は湯島の昌平黌跡。
そうだったのか。
本の歴史が学べるという、
凸版印刷の「印刷博物館」に行ってみたくなりました。

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図説 本の歴史 (ふくろうの本/

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女のきっぷ-逆境をしなやかに(森まゆみ)

育ちがいい、家系がいい、
実家が成功、旦那が有名人、
そんな人はどうでもいい。
女から見てカッコいいかどうか。
そんな基準の17人の横顔。
切符ではなく気風(きっぷ)の方なのだ。

明治、大正、昭和を生きた
「きっぷのいい女」列伝。
嵐山光三郎さんなどの本に出てきた、
林芙美子、宇野千代や
「運命に翻弄される」女傑たちが、
森さんに描かれると、
また違った表情で
登場するのが楽しかった。

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女のきっぷ

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芸人という生き物(吉川 潮)

「ラッスンゴレライ」
「暖かいんだから~」
オチもひねりもなく人気者と持ち上げられ、
消費されていく若手タレントたち。
はたして、本当に「芸人」と呼べる人は何人いるのか。

かつて、キラ星のように高座や舞台に存在していた、
芸人という生き物たち。
多くは故人となった
日本の芸能史に残る人々を書いたエッセイ集。
マルセ太郎、
東京コミックショウのショパン猪狩、
ポール牧、
可朝、小朝、小さん…

私にとっても懐かしい芸人のエピソードがズラリ。
訃報、ゴシップ、晩年の不遇しか知らなかった伝説の芸人たち。
彼らの黄金時代を間近で見てきた
吉川さんならではの、
とっておき秘話が楽しめた。

芸人という生き物

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時代劇剣術のことが語れる本(是本信義)

日本剣道形の源流が何なのか、
700もあった諸流派がその後どうなったのか、
気になって読んだけど、
うーん、あんまりよくわからない。

剣術の流れを襲う三つの危機。
第一の危機・天保期は
在郷新流派と藩校での剣術活性化。
第二の危機は明治維新。
榊原健吉の剣術興行で乗り越えた。
第三の危機が敗戦時。
撓(しない)競技という裏ワザで
剣道が復活する。

著者は元自衛官。
武道歴、柔道7段、
あれ、剣道は?

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時代劇剣術のことが語れる本

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吉良忠臣蔵・下(森村誠一)

逆恨みされ、斬られたうえに、
なぜか世論は赤穂びいきに。
家臣の奮闘むなしく、
夜中に不意打ちをされ、
追い詰められても、
上野介は気丈にこういった。
「家臣がわしを守っているのに逃げ出すわけにはいかない」
無残に自宅は壊され、討ち取られる上野介。
これは無念。

権力内での柳沢吉保、間部詮房、新井白石の
相互牽制でようやく決着し、
吉良家とり潰し、
色部又四郎のみが「上杉安堵」で
かろうじて勝者と言えるのか。

現代の意識で迫る忠臣蔵の再検証。
吉良家の一人一人に光を当てた演出は、
20年前にはかなり刺激的だったに違いない。

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吉良忠臣蔵(下)

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吉良忠臣蔵・上(森村誠一)

森村誠一さんの時代劇が文庫で再登場。
単に、吉良が善玉という逆転劇ではなく、
どちらも悪政の犠牲者なのだ。
松の廊下も、柳沢吉保と将軍綱吉によって
仕組まれた謀略だったという話。

上杉・浅野という大藩を粛清するため巧妙にめぐらされた罠。
殖産で自藩を潤した内匠頭と
名君だった上野介がぶつかり合い、
関係のない臣下達が
いわば「集団的自衛権」で傷つけあう。
権力の恐ろしさと運命に翻弄される
忠臣(サラリーマン)たち。
末端の下士たちの、恋愛模様も読みどころ。

でも、大石内蔵助の祇園での佯狂ぶりが
具体的に描写され過ぎて、一番驚きました。


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吉良忠臣蔵(上)

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忠臣蔵の決算書(山本博文)

あの敵討ちにも、ちゃんと決算書があったのだ。
収入や支出が書き込まれた「金銀請払帳」から
すべてのお金の流れが見えてくる。

期首にあった700両をもとにやりくりする大石内蔵助。
中心となった遺臣たちの旅費、
下士の借金の返済のやりくり、
菩提を弔う仏事に127両、
お家再興の工作費65両、
生活援助132両、
逗留費248両など。

大石の京都での遊興費はすべて自費。
思った以上に江戸時代が綿密な
書類社会だったことに驚いた。

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忠臣蔵の決算書

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| 読んだ本 | 07:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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人物探訪 地図から消えた東京遺産(田中 聡)

産業遺産、歴史遺産というより、
風俗遺産とでもいうべき
古き東京の「記憶」たち。

「万朝報」
「新富座」
「銀座のカフェー」
「文芸坐」
「闇市」
「小伝馬町牢屋敷」

影の部分が見えてこそ、
本当の姿が立体的に見えるもの。
見せたくなかった、あえて隠されてきた、
そんな歴史をほじくり出すこんな本があっていい。
銀座のカフェの二階のパウダールームは
青鞜派のたまりばだった。
浅草六区とひょうたん池、
町奉行所と岡っ引きの関係、
横網公園に込められた関東大震災の鎮魂。
「過去がない東京」なのは、
これらを忘れ、封印してきたからに違いない。

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地図から消えた東京遺産

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| 読んだ本 | 07:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヘルたん 2- ヘルパー探偵とマドンナの帰還(愛川 晶)

介護保険の現場と制度を
丹念に取材した愛川さんの
ヘルパー探偵シリーズの第2弾。
今回も、認知症についての現場の
苦労や取り組みの姿が反映されている。

浅草や山谷の歴史を舞台に、
時代を刻み込んだ高齢者たち。
一人一人の個性と生き方を受容していく淳。

いまは、サービス提供も時間で限定されるから、
おタケさんのようにかかわれるケースは無理ですよね。
「ケアマネたん」になったほうがいいかも。

そして、認知症がまた進んだ
元名探偵の成瀬さんのもどかしさ、
元ヤン・マドンナとのすれちがい。
隔靴掻痒の逡巡が、
また「3」に続くんですね。

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ヘルたん - ヘルパー探偵とマドンナの帰還

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| 読んだ本 | 16:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ジョジョの奇妙な冒険』研究読本 JOJOマニア―蘇る!オラオラ伝説(目黒卓朗)

いよいよディオとの対決に入った
アニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」
うちでは子供たちがハマっております。
とても丁寧に作られていて、原作に忠実。
SC編は、ジャンプ連載時に読んでいた私も
思わず引き込まれます。

そんな「奇妙な冒険」を、
時系列で追いかけ
スタンドの元ネタを並べ
時代背景と薀蓄を語る。
まさに、私が子供に自慢したいことを
本にしたようなマニア本。

些末な矛盾点やオタク知識の羅列に
熱くなるけど、ちょっと途中で疲れます。
何より、公認されてなかったのか
荒木先生の絵が一枚も入っていないのが
残念でした。

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『ジョジョの奇妙な冒険』研究読本 JOJOマニア―蘇る!オラオラ伝説

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| コミックス | 07:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消えた漫画家―ダウナー系の巻(大泉 実成)

鴨川つばめ、ちばあきお、山田花子をはじめ、
記憶に残る「消えた」作家の裏側を描く、
ルポルタージュでした。

1996年に出た本の文庫化本。
この20年の間、
どれだけのマンガ家が消えて行ったろうか。
なのに、この本に登場する作家は
どれも「名の残った」人ばかり。

でも、「鬱」に焦点当てるという視点も
インタビューの方法も、
いまひとつ消化不良。
さらに言えば、
T先生は現在も連載を続け、
今やジャンプの看板ですよ。

それだけに、いのちを賭けて描き続けた
作家さんの「凄さ」が伝わってきた気がします。

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消えた漫画家

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マンガ日本性教育トーク(内田 春菊)

可愛い絵でありながら、
内容はハードな内田春菊さんの本。
子供との性教育対話はいいのだけれど、
自著「ファーザーファッカー」の話題が
何度も出てきて、
男性不信になりそうな気もする。

ひどい父親だけでなく、
DVを助長する女性も
問題なのだ、ということが
よくわかる本でした。

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マンガ日本性教育トーク

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| サブカル関連 | 07:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なぜ時代劇は滅びるのか(春日太一)

春日さんの本は3冊目だが、
時代劇について、
希望や望みを持っていた前2冊と違い、
タイトルからして「お前はすでに死んでいる」
という通告なのだ。

松下劇場という特殊環境の生んだ
「水戸黄門」が作り上げた罪と罰、
高齢者向けというレッテル、
ハイビジョンに対応できない撮影所、
人気俳優に頼りっぱなしの作り手、
「ウソを本当に見せる力」がない俳優たち
(大杉蓮への批評はきつすぎる)
絶対悪を書かなくなった脚本家。
時代考証に縛られ過ぎによる弊害。

コスプレキャラクターショーとなった大河ドラマ。
とくに「利家とまつ」「江」という
歴史無視のホームドラマの残した爪痕。
まさに戦犯だらけの状態。
時代劇を愛し信じていた人の言葉だけに辛辣で痛い。

でもだからこそ、時代劇が
また復活してくる予感もするのだ。

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なぜ時代劇は滅びるのか

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時代劇は死なず! (春日太一)

ブームとは終わりが来るもの。
でも時代劇はその試練を何度も乗り越えてきた。
支えてきた才能と新しいアイディアが
「古い」「時代遅れ」というレッテルをひきはがし
不死鳥のようによみがえってきた。

「座頭市」「紋次郎」「必殺!」
それぞれ、古いものを壊し
新しい波を作り、
次の波に押し流されていく
繰り返し。

映画で、テレビで、時代を支えてくれた先人たちの、
栄光と凋落のエピソードはどれも読んでいて気持ちがいい。
でも、この本の初版が出たあとの
時代劇のレギュラー枠消滅と凋落ぶりは
著者の予想に遙かに超えたものだった。

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時代劇は死なず! 完全版: 京都太秦の「職人」たち

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