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日本人の底力(菅原 文太)

アメリカによって隠蔽されていた
ビキニ環礁の水爆実験の被害者との対談。
原発に見る「おまかせ民主主義」はもう破綻している。
電気は余っているのに、
原発を再稼働させる政府はおかしい。

俳優・菅原文太さんが
テレビでは言えないことを
ラジオ番組でズバズバという対談。

「平和憲法が基軸だった64年を
もっと大事にすべき」という半藤一利さん。
「辺野古、TPP、秘密保護法、集団的自衛権、憲法改正…
すべて米国に言われてやってるだけ」という孫崎享さん。

その発言を咀嚼し、答えていく文太さん。
演じていた役柄とのギャップに驚き
亡くなられたことを本当に残念に思いました。

日本人の底力

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経済的徴兵制(布施 祐仁)

世界では今も60か国が徴兵制をひいている。
近くでは韓国、台湾、ロシア、北朝鮮、そして中国。
アメリカやドイツは志願制へ移行するが、
実は経済的弱者をターゲットにした
経済的徴兵制が存在する。

日本の自衛隊の募集の歴史。
資格や給与で入隊を呼びかけ、
経済格差が存在する。
「すべての高校で自衛隊説明会を実施すべき」
「安全保障教育の必修化」などが叫ばれる。

安保法制後は仕事が激増する自衛隊。
殺し、殺される関係となる軍隊に変貌する自衛隊の、
大幅な「士」の増強が行われるとき、
やはり徴兵制という事態は訪れる、
と筆者は警告する。

いまは、ソフトな萌えキャラと
アニメや特撮とコラボしまくる自衛隊。
でも、やっぱり軍隊なんだよね。

経済的徴兵制

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| 読んだ本 | 07:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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おじさんは白馬に乗って(高橋源一郎)

もはや「おじいさん」の領域に入った高橋源一郎さんの
軽妙な現代風俗風刺エッセイ。
もはや「世界」もアダルト誌も
購買層が「60歳以上」という事態になっていることに驚く
寿さんの4コマ漫画とのバトルが面白い。

2006-8年ころの週刊現代のエッセイなのだが、
この時、揶揄された「安倍ちゃん」の主張が、
今そのまま実行されていることに
戦慄を感じてしまいます。

おじさんは白馬に乗って

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マリファナも銃もバカもOKの国(町山 智浩)

軽そうに見て、重い中身の本でした。

殺人事件が年に253件というボルチモア。
エドガー・アラン・ポーの墓の周りも悲惨なことになっていた。
アンチナンパ師サイトと「メニニズム」に影響された
エリオット事件と津山事件の共通項。
大学の無差別乱射事件は
「孤独の病」が起こしたものだった。

テディ片岡(=片岡義男)の冗談本、
そして「ロンサムカーボーイ」でアメリカにハマった町山さん。
片岡義雄がすべてのルーツだったのか、なるほど。

「人殺しってのは、地獄なんだ」というクリントイーストウッド。
「虫を殺せない優し少年でも、殺しができるようになる。
それが戦争だ」
『フューリー』の監督の言葉。
「戦争ができる普通の国」になろうとする
この国の偉い人に聞かせたい。

マリファナも銃もバカもOKの国

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| 読んだ本 | 07:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オリーブの罠(酒井 順子)

平凡出版の「ポパイ」の妹分として始まった「オリーブ」。
そこで、「アシカガ助手」としてデビューした酒井さん。
当事者が語る、女性ファッション誌の歴史でした。

赤文字系女子大生のアンチテーゼから一転
29号から始まった「少女であることを楽しむ」ロマンチック路線へ。
リセエンヌというキャラクターで大躍進し、
巷にあふれた「オリーブ少女」たち。

付属校カルチャーが薄まり、
「もっと頑張れ」という文科系色が
「男に唯々諾々としたがうことなかれ」という
思想につながっていく。
そして、ギャル雑誌の台頭の中で
休刊に追い込まれるオリーブ。

でも、今に続くスピリット。
それはガーリー好きの「オリーブおばさん」。
おっ、わが家にも一人おりました。

オリーブの罠

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おいで一緒に行こう(森 絵都)

放射線が渦巻く危険地帯に
置き去りにされたペットを探しに行くボランティア。
その活動に共感した絵都さんが、
犬や猫のために危険を冒して20キロ圏内に潜入。
ペット救出作戦に奮闘するルポルタージュ。

離れ離れになっていた愛犬カイくんと
再会して涙する老婦人。
しかし連れて帰れない。
「誰も悪くない、だけど…」
原発が次々再稼働する中で
沁みてくるこの怒り。

ただ、餌付けは害獣増加や生態系の破壊になるし、
火事場泥棒がペットレスキューのふりをすることもある。
ペットのためという大義があるのけど
自治体や警察に迷惑をかけるのは考え物。
でも、この行動力とたくましさに驚きました。

おいで一緒に行こう

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月魚(三浦しをん)

「図書館に入ってしまったら本は死んでしまう。
流通に乗って人の間を渡り歩ける本を、
生きている本というんだ」
図書館の寄贈本は、箱は捨てられ、
無粋なハンコが押され、
誰にも読まれず倉庫に放置される。
古本屋こそ古書に命を与える仕事なのだ。

無窮堂の二代目・真志喜。
その祖父に見出された
せどり屋の息子、瀬名垣。
畠山花犀『獄にありて思ふの記』(もちろん架空)という
希少本をめぐる、親子の断絶。
そして、髪の毛をいじりながら「熱い夜」をすごす二人。
「無窮堂の本はふさわしい人の手に渡るまで
私が預かっているもの」という哲学と、
「だれにも渡すもんか」という思い。

ふむふむ。
もう、二人で好きなだけ
「撫でくりまわして、味わって」ください。

月魚

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『罪と罰』を読まない(岸本佐知子・三浦しをん他)

「彼は敵、いけないわ」
「第二部はこのようにハーレクイン的にせめて、
三部で宗教戦争になだれ込む」。
「ニート&殺害編のあとは、ソーニャとの邂逅編」…
三浦しをんさんの妄想的な先読みが、
どんどん膨らんでいく。

「小説として変ですよね。でもそこが面白い」
こういうことでもないと読む気にならない『罪と罰』。
この4人にかかると作者はドフト、
登場人物はラスコ、スベ、お父さんはマメ父。
なんてハードル低いんだ。

大作なんだけど実はエンタメ小説というこの作品。
・人形浄瑠璃みたいに登場人物が自分の考えをワーッとしゃべる。
・「東海道四谷怪談」と貧しさの構造が似ている。
基本的に文学や小説が好きな4人が
「読んでない」名作を楽しむ、という一種の推理ゲーム。
だから、一定の文学のセンスや素養がないと、
なんのこっちゃ、となりかねない。
楽しむべきはそのライブ感。

TBSラジオで放送した
「『車輪の下』を読まない」も面白かったから
そっちも本にしてほしいなぁ。

罪と罰を読まない

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混乱するロシアの科学(イーゴリ・イワンチク他)

かつて科学大国だったソ連=ロシア。
宇宙開発やワクチンなど
ある部分は「進んでる」国のはずだったのに
どうして?
これを読んでみると
ハリボテだった部分と
政治的な迫害の影響の
すさまじさが伝わってきました。

ロシア革命後の不徹底な改革。
啓蒙主義と理想主義が進み、
非合理的な信念と、
大衆への罪悪感がテロリズムを生み、
基盤のない革命と不安に満ちた国家
ソビエトを生んでしまう。
権力にすり寄り、異様な弾圧と政治介入で
潰滅する農学。
国家が支援し発展した物理学。

しかし、ソビエト崩壊後も苦難が続く、
政治の犠牲となった科学者たち。
悲惨を乗り越えて、
本当の科学の発展を望むには
徹底した民主主義の時代を
待つしかないのかもしれません。

混乱するロシアの科学

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| 読んだ本 | 07:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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脳疲労社会(徳永 雄一郎)

脳疲労で日曜はゴロゴロ、
脳不調になるとTVも見ず引きこもり状態。
脳不調をチェックする11の項目検査。
なんだか3~4個はだれでも当てはまりそう。
男女の家事分担は女性299分に対して男は62分。
国会議員の育休じゃないけど、
男は休んでも役に立たないもかも。

脳疲労の防止は、仕事は70%でがんばり、
家庭用に30%残すこと。
そして、「相互のエネルギー交換が大事」という。

職場や家族からの健全なエネルギーをもらう
環境作りが大事。
まあ、そういうことできれば
うつにもならないよね。

脳疲労社会

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もしも悩みがなかったら(水野敬也・鉄拳)

「悩みがある人っていうのは、
かなえたい夢を持っている人なんですよ」
美しい娘となった悩美さん。

「悩み」の妖精が教える、克服のコツ。
よく噛んで食べること、
小さな場所から掃除をする…
おおっ、これなら私もできそう!

そして、悩美の存在意義が素晴らしい。
あえて結論は書きませんが、
「絶望があるから希望があるんだ」という
プリンセス・プリキュアの
最終回を思い出しました。

もしも悩みがなかったら

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| 読んだ本 | 07:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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屈折万歳(小島 慶子)

「親の仕事はただ一つ。
あなたは誰、と尋ねることです」
33歳でパニック障害と自殺願望に襲われたという小島さん。

優等生で、毒舌で、クレバーな彼女が
「私の何が悪かったの?」
原因を全て自分に求め、
逃げられなかったため
不安障害に陥ってしまう。
職場の軋轢や仕事の苦しみでなく、
親と家族の呪縛が
彼女を追いつめてしまったようなのだ。

順風満帆に見えた花形アナウンサーが抱えていた心の闇。
それを乗り越えるための言葉も溢れだす。
「全員に愛されなくていい」
「深刻ないじめなら、すぐ逃げなさい」
「不完全なままでいい」

表紙は中高生向きに見えるけど
大人でも当てはまる人は多いはず。
自分が悪いんじゃないか、
なんでこんなに苦しいんだろう?
そんな悩みを持つ方に
ぜひ読んでもらいたいと思った本です。

屈折万歳

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| 読んだ本 | 07:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水木しげる 鬼太郎、戦争、そして人生(水木しげる他)

3月8日は水木センセイの誕生日。
今日は、ご冥福をお祈りして、
オールアバウト水木しげるの
ムック本をご紹介。

梅原猛さんとの対談は、
貧乏自慢、奥さん自慢、
そして哲学遍歴の共感が楽しい。

原画でよむ鬼太郎漫画は、
妖怪退治のはじまり「夜叉」。
幻のデビュー作「ロケットマン」や、
若き日のデッサンや不気味な自画像、
戦争体験を描いた「ラバウル戦記」「総員玉砕せよ」、
南の島の住民が心の支えとなった
「トーマの日々」「楽しき南方病」。
水木作品の原点がカラーで読めるのです。

水木しげる 鬼太郎、戦争、そして人生

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| サブカル関連 | 07:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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種の起源 まんがで読破(ダーウイン)

情熱的な青年・ダーウインが
ビーグル号に乗り込み、
世界の不思議な生物、
化石、標本を集めて旅をする。
そして、妻や教会に遠慮しながら
おそるおそる発表した「進化論」

その発見は、個人の独創ではなく
ヘンズロー、ラマルク、マルサス、
フッカー、ハンスクリー、ウオレス…
さまざまな学者たちの見解に影響され、
たどり着いたものだった。

うーん…。
「ダーウインの『種の起源』」というより
「進化論」と「偉人伝」の解説本なのだ。
シナリオライターさんはグールドなどの解説を
かなり読み込んでいるみたい。

「マンガだけで読んだ気になっちゃう」というのが
大変危険だと思うわたしですが、
この内容なら納得です。

ただ、ライターさんの手腕が素晴らしいのに
名前が載ってないのは謎。
もったいないなぁ。

種の起源

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| コミックス | 07:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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恋につける薬(吉村 琉香)

名前しか知らなかった名作をマンガで読む。
それもいっぺんに7本も。
「嵐が丘」「椿姫」「サロメ」「たけくらべ」など
ストーリーだけじゃなくその成立の
背景までがわかっちゃうお得版。

この漫画で、古典的名作に興味がわいて、
本屋さんでちょっと読んでみようかな、と手に取ってみる
そんな高校生が眼に浮かびます。

恋愛文学喫茶「門兎」
ホントにあったら
ちょっと行ってみたいなぁ。

恋につける薬

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| コミックス | 07:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夏目漱石、読んじゃえば? (奥泉 光)

漱石入門なのに、ちょっと変化球の本。
中学生も「読んでみようかな」と思わせる
奥泉光さんのアドバイスがスゴイ。

小説は好きなところから読んでいい、
お気に入りの細部を見つけて楽しむ、
「こころ」は傑作じゃないから無理して読まなくてもいい、
「草枕」はいい加減な読み方が面白い、
「それから」は10章だけ読んだらいい、
さらに、小説は終わらなくても問題ない。
えっ!そうなの?

そう考えると、本を手に取るハードルがたしかに低くなる。
「三千代に注目してホラーとして読む」、
「読書感想文は実験文芸学でやってみると面白い」、
というのも、さっそくやってみたくなりました。

夏目漱石よんじゃえば

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| 読んだ本 | 07:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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