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呪いの時代(内田 樹)

この前よんだ『邪悪なものの鎮め方』が面白かったんで
つづきで、こちらも読んでみました。

弱者が救済を求める時も
被害者が償いを求める時も
正義の人が公正な社会を求める言葉も
「呪い」なのだ。

弱者が使う「呪い」よりたちが悪いもの。
「こんなことも知らんのか」という切り捨て方も
テレビではびこる相手御こき下ろす、
誤った「ディベート」もそう。
知らないうちに我々も
「呪い」に毒されていたことに気付く。

呪いの時代呪いの時代
(2011/11)
内田 樹

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抽象的で、一般的で、反復的で
記号でしかない「呪い」

ニヒリズムも記号の過剰
「アラブ人へのテロリストのレッテル」
「ネット上にあふれる呪詛の言葉」
この本が出てから10年。
ヘイトスピーチ、アンネの日記事件、
戦後レジームを破壊する安倍内閣、
さらに「呪い」が日本中に充満している。

切って捨てたもの勝ちの
すさんだ社会を切り替えるのは
やはり『祝福』なのだと内田さんは言う。

自分を受け入れ、
自分を抱きしめ、
自分を愛すること。

自分を愛することが、
他人を思いやることに通じる。
当たり前の結論だが、
確かにそれしかないのだ。

難しい言葉でなく、
わかりやすい例で分析して
提示してくれる内田理論。
さりげなく、ユーミンや植木等の歌が
出てくることも
私好みでした。

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