<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

クローバー(島本理生)

奔放な双子の姉・華子と
翻弄され続けてきた弟・冬治。

異性の年の近い兄妹が身近にいると
実に複雑な気持ちになってしまう。

野蛮さと情熱をもちながら
うまく伝えられない、誤解される姉を
実は一番理解し、支えている弟。

辻村深月が解説で、
「第一章で…心を持って行かれてしまった」というように、
兄妹がいる人なら、あるある!な
やり取りの連続。

そして、姉に言い寄るストーカーまがいの熊野さんや
天然系のリケジョ・雪村さん。
どちらも、周りとあわせたり、焦ったりしすぎで
トラブルを起こしてしまうタイプ。
この二人には、はげしく共感するのだ。

クローバー (角川文庫)クローバー (角川文庫)
(2011/01/25)
島本 理生

商品詳細を見る


とくに、いけてない女の子・雪村さんの
実は激しい情熱むき出しになる「向こう岸にわたる」では
炸裂したパンチを浴びた冬治の衝撃が、読者にまで響く。
先回りしたやさしさや、無垢な正直さが
相手を傷つけてしまうこともある。

そんな彼らだからこそ、読む側は
二組のカップルの行く末がいっそう気になり、
やさしく見守りたくなってくる。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

| 読んだ本 | 07:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://takunomisosiru.blog.fc2.com/tb.php/1076-8722115a

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>