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ユーミンの罪(酒井順子)

「ユーミンの罪」それは、
「救ってくれ過ぎたこと」

落ち込むとき、失恋したとき、
嫉妬に狂う時、バブルの物欲にさいなまれるとき、
救ってくれた、いや癒してくれたがために
結婚もせず、子作りも、自分磨きもせず
この年になってしまった…
失敗してもこれでいいのね!と
後ろを振り返らなかった。

酒井さんはそう言うけど、
ま、それは建前。
ナイスな切り口で、さすがではあるけど
同意はなかなかできないぞ。
でも、ユーミンのアルバム1つ1つが
まさに宝石箱。
久々に、懐かしい曲たちと再会できました。


ユーミンの罪 (講談社現代新書)ユーミンの罪 (講談社現代新書)
(2013/11/15)
酒井 順子

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だが、この人は4つ年下だから、
微妙に時期がずれるのだ。
『紅雀』と『時のないホテル』をスキップしちゃダメでしょ!
何で『カンナ8号線』にふれないの!

ま、わたしも85年の『DA・DI・DA』までしか
ちゃんと聞いてないけど。

良かったのは、この本の各章のサブタイトル。
「ダサいから泣かない」MISSULIM
「女性の自立と助手席と」14番目の月
「外は革新、中は保守」悲しいほどお天気
「連れてって文化の隆盛」サーフ&スノー
「ブスと嫉妬の調理法」パールピアス
「恋愛格差と上から目線」ノーサイド …
じつに秀逸。

私の大学時代も
ユーミンをどう読むかで結構盛り上がりました。
遊び人のH君と、K先輩の「ユーミン論」を思い出しました。
その人その人にユーミンがある。

この歌はこう聞くべし、的な本はたくさんあったけど、
たとえそれが、松任谷由実の言葉であっても
やっぱり「違う」のだ。
この本の中の『ルージュの伝言』の引用は、
むしろ読みたくない部分。
世界観は、そのままでいいんです。

ああ、なつかしい。
ドタバタしていたあのころ。
ユーミンの歌詞は、
色とりどりの果実のようでした。

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| 読んだ本 | 07:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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