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魔がさす年頃(嵐山 光三郎)

70歳を迎えた著者の
「人間、魔がさすうちが花なのです」という、
ちょい悪ジジイの独りごと集のような本。
この年になっても、
「妄想と好奇心にあふれた生き方をつらぬく」
これは見習いたい。

「四十惑々、五十放蕩、六十耳鳴り、
七十道楽…欲望のままに生きてモーロク」
平凡で退屈な日々にどれほど価値があるのか、という気持ちが
あの『3.11』で逆転。
「退屈でやるせない、茶碗酒を飲んでいる
その日暮らしが高齢者の贅沢だった。」

千年に一度の厄災を、千年後の『原子(源氏)物語』としてみたり、
「『千の風になって』が嫌いだ」、
「相田みつをはおぞましい」、
「サンデル教授は『巧言令色少なし仁』」と両断する筆者。

日中文化友好協会の嵐山さんは、あの中国観もユニーク。
「中国の社会主義は装いに過ぎない。
日本こそ資本主義という体裁をとった共産主義国家だ」という見方。
ふーむ、なんか納得。

佐野真一の『甘粕・乱心の荒野』を映画化したいという篠田監督の話、
ジョブズの本と『徒然草』の共通点、
「状況無くして自由はないし、自由無くして遊びもない」
角度が違う見方と見たてがユニークで面白い。

魔がさす年頃魔がさす年頃
(2012/08/11)
嵐山 光三郎

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| 読んだ本 | 07:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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