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まるまる動物記(岡崎 二郎)

『アフター0』のSF要素や人間ドラマをカットして、
ソリッドな動物エッセイ風にした
「進化」「生物多様性」「共生、寄生」「生態」…
さまざまな、生き物の不思議を切り取って、
拡大鏡で見せてくれた、
生物学解説マンガ。

しかし、そのまま人間社会を映す鏡になっている。
さらに、解説の池田清彦先生の「おきて破り」の
マンガへの厳しいツッコミ。
ダメ出しみたいな言い方も、
生物学オタクへの「エール」のようで、
まるで知的な「どつき漫才」なのだ。

まるまる動物記(1) (アフタヌーンKC)まるまる動物記(1) (アフタヌーンKC)
(2012/04/06)
岡崎 二郎

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2巻目は、さらに進化や脳科学の分野に踏み込み、
難しい話が多くて、セリフがやたらと長くなった。

老漫画家の「事実を積み重ねて、
未来を導き出すのがSFだ!」という印象深い言葉。

二択を強要するのは間違い。
互恵的利他行動と戦争の歴史。
人間が真の意味で賢くなる「道徳の輪」、
という哲学的なまとめが岡崎漫画らしい落としどころ。

最後に池田先生への理路整然とした
「反論」が書かれていて、
うううっと唸りました。

まるまる動物記(2)<完> (アフタヌーンKC)まるまる動物記(2)<完> (アフタヌーンKC)
(2013/04/05)
岡崎 二郎

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