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野心のすすめ(林 真理子)

林真理子の自伝的エッセイ。
テレビに出たり、
役者をやったり、
司会をしたり、
軽い勘違い女と誤解されたり、
でも、その基本は「野心」にあったのだ。

「下流社会」を抜け出した英傑のようで、
その実、かなりシビアに世間を査定している作者。
格差と闘う姿にシンパシーを感じていた人からは
反発を買いそうな上から目線が気になる。

二流の職場では、
二流の出会いしかなく、
二流の結末しかない、
みたいなテンションが続くのだ。

野心のすすめ (講談社現代新書)野心のすすめ (講談社現代新書)
(2013/04/18)
林 真理子

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デビューした70年代は、モラルや縛りが残っていたから
女性の本音を書くエッセイが受け、メディアでもてはやされていた。
それがバッシングになり、自らを見直す機会になった…
わけじゃないのよ!
人間、自慢とアッピールがないとダメなのよ!
勝ち組の論理が強すぎて、中盤はかなりひいちゃいました。

そういえば「アグネス論争」あったね。
この人の本、あんまり読んだことないけど
時代の寵児だった、というのがよくわかる。

「エッセイはつまるところ、自慢話である」
と割り切って読むと、
目標とする山が見えない若者たちに贈る、
「身の程より『少し上の山』に登ろう」
というメッセージが溢れていることに気付く。

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| 読んだ本 | 07:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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