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願いながら祈りながら(乾 ルカ)

北海道の僻地・生田羽村の分校にやってきた林先生は
やる気のない司法浪人だった。
でも、5人の生徒とかかわる中で、
先生も生徒も変わり成長していく。
心のひだを丁寧に描く、乾ルカさんの青春小説。

上級生に依存しすぎる弥生
勉強と友情に悩む学、
小太りだが運動が得意な憲太、
「特別な何か」がほしい偽霊能者のみなみ、
人を喜ばせたいと嘘をつく亮介。

ダイヤモンドダストのように
きらきらした中学生たちの感性にうるっときます。
そして、吹雪の朝、学校の校庭に出現したサンピラー
北海道の自然と未完成の青い魂。
あうんですよ、これが。

「あなたの20分を子供たちのために使ってください」
久松医師の熱い思いに、心動かされる林先生。
見えないはずの暗闇だから見えるもの、を見つける
学、憲太の『夜空を見る会』での友情復活。
そのあたりがよみどころ。

亮介がアルトリコーダーで吹く『宝島』、そして
『カンタータ第156番「わが片足すでに墓穴に入りぬ」』。
どんな雰囲気なんだろう。
ちょっと聞いてみたい。


願いながら、祈りながら (文芸書)願いながら、祈りながら (文芸書)
(2014/03/12)
乾 ルカ

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