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絶望の裁判所(瀬木 比呂志)

大きな力を持つ「小さな世界」裁判所。
告発に近い、事件やトラブルの数々。
不祥事は氷山の一角。
ハラスメントが渦巻く世界だというのだ。

トルストイの『イヴァン・イリイチ』のような、
本質を見ようとしない官僚判事 ばかりの裁判所。
うっかり冤罪に巻き込まれたら、絶望するしかない。

「ブルーパージ」という青法協の弾圧を自慢する上司。
旧ソ連のように、上の命令のままに動く人々。

『エリナ・リグビー』のように
「寂しい人々はどこへ行ったの?」と嘆き
『While My Guitar Gently Weeps』のように
「汚れた床は掃かなきゃいけない」という。

司法制度改革、裁判員制度も
権力争いの無駄な産物と切って捨てる。
「下級審裁判所こそが裁判の生命線」という筆者は、
高裁以上には何も期待してはいけないというが、
あまりに絶望が強すぎて、
こちらが鬱になりそうだ。


絶望の裁判所 (講談社現代新書)絶望の裁判所 (講談社現代新書)
(2014/02/19)
瀬木 比呂志

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