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『ゴジラ』(1954年日本)

「水爆実験で安住の地を追い出された」
という設定の初代ゴジラ。
ジュラ紀から白亜紀の水生爬虫類だったのです。
(「200万年前のジュラ紀」というのは
香山滋の原作がそうなってるから、許してあげよう)

国会に押し寄せる陳情団。
「いやだね、また疎開だ」というサラリーマン。
アメリカを気にして発表を遅らせる政府、
政府に迫る女性議員(なんと菅井きんです)。
戦後すぐの世相が、なぜか新鮮です。

芹沢博士は、原爆水爆は人類によって発明され
すでに恐るべき兵器となって使われてしまった。
この過ちは繰り返したくない。
芹沢博士は、その願いで、ゴジラすら殺せる
「オキシジェン・デストロイヤ」を封印してきたのです。

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彼を動かすのは
焼け跡に残された被災者の姿と、乙女たちの歌声。
ラジオから切れ切れに聞こえる鎮魂の歌声を
恋人と聴きながら決意する芹沢博士。

「俺が死なない限り、だれが使用しないと断言できるんた。」
設計図をもやし、死の決意をする
「これだけは絶対、悪魔の手に渡してはならない」
(悪魔って、アメリカですよ!)

「幸福に暮らせよ、さようなら」
自らロープを切って、
ゴジラとともに海の藻屑と消える芹沢。
英雄的とはこういうことだ、
これこそ、カッコ良い

「水爆実験が続けば、また、ゴジラの同類が現れるかもしれない」
山根博士のモノローグで終わるエンディングも深い。
世界はその後、ゴジラ以上の怪物、
民族主義、国家主義、宗教主義、のテロリストたちを
次々目覚めさせてしまうのでした。

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