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東京プリズン(赤坂 真理)

異国の地に置き去りにされた(留学させられた)
15歳の少女マリの孤独と葛藤の話。
同じ年の孤独な少女の凄惨な犯罪が報じられる中、
後半の「ものののけ姫」オマージュのシーンは、
ちょっと戦慄しながら読んだ。

1981年のメイン洲のハイスクールから物語は始まる。
電気の川(高圧電線)と地下の川(暗渠と化した川)にかこまれ
何かを隠している町、東京。
そこに暮らす40歳のマリが、
ハイスクール時代の模擬裁判やディベートを思い出す。
「天皇の戦争責任」「神はいるのか」「真珠湾は卑怯な行為」
高校生でこのレベルの話ができるだけでもすごいけど
責任者になりきり、「彼らの過ちのすべては私にある」
と切り返すマリ。
「孤塁を守る」的な切り返しは、大人になったマリの
意趣返しは成功したのか。

ガザの蛮行をいまだに支援するアメリカの姿勢を見ると
アメリカ人の反省の色は見られない。

東京プリズン (河出文庫)東京プリズン (河出文庫)
(2014/07/08)
赤坂 真理

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