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楽園のカンヴァス(原田マハ)

日曜画家と酷評され、叩かれ、
でも、愛され、評価された、
不屈の画家、アンリ・ルソー。

子育てに悩むシングルマザーのすむ岡山。
ティムと織絵が呼び出されたバーゼル。
ルソーの不遇時代が劇中劇の舞台、パリ。
三層のストーリーが一つに重なり合ったとき、
ピカソを中心に、すべての人物がつながり合う、
そして、さらなる秘密が明らかに。

美術に詳しい原田さんの真骨頂ともいえる
アートな伏線の数々、
「もう一つの物語」の視点があたたかくて
謎解きの展開も気持ちがいい。

楽園のカンヴァス楽園のカンヴァス
(2012/01)
原田 マハ

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マスコミ文化事業と美術館の関係ってそうだったんだ。
美術業界の裏や名画の正しい鑑賞の仕方も
MOMAのオリエ・ハヤカワ先生が教えてくれる。

不遇の時代から『祝宴の時代』、そして『夜会』まで
そこには、ヤドヴィカをみつめる優しい目があった。
「とうとう見つけたね」

この小説を読んで、
美術の巨人の見方が変わったひと
多いんじゃないかな。

税関吏だったルソーの方が
天才ピカソよりはるかに、
人間的で、魅力的に感じられるはずだから。

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