<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

生きるぼくら(原田マハ)

母を守るために、学校でのいじめを隠し続け、
ついに退学、社会になじめず、
引きこもりになってしまった人生(主人公)。
ついに母にも見棄てられ、
わずかな手掛かりで
戸隠の祖母マーサのもとに
たどり着いたものの、
なんと彼女は認知症になっていた。

そこでめぐり会った、同じような境遇のつぼみ。
恐る恐る、警戒しながら、驚きながら、
ばあちゃんのために協力する二人。
少しずつ心と体を開いてゆく人生。
無農薬農業と魁夷の絵の味付けが素晴らしい、
「まぐだら屋」につづく、
浜田マハの「人生やり直し道場」なのだ。

生きるぼくら生きるぼくら
(2012/09/13)
原田マハ

商品詳細を見る



引きこもりとネット依存で部屋を出てこない人生。
人生を「負け組」と上から目線で決めつけた純平。
息子の子と思うあまり殴りつけた田端さん。
対人恐怖を抱えてしまったつぼみ。
なんだか自分の分身がたくさんいるようで、焦る。

二人の女子(一人は昔女子)に引っ張られ、
働くことに生きがいを持つ人生。
美しい場所、ふるさと、蓼科。
東山魁夷の「緑響く」がその象徴なのだ。

そして、介護問題に正面から取材したマハさん。
志乃さんは、できるケアマネがモデルですね。
この適切な判断と、指示がいいよね。
失禁から家族との壁ができ、外出が減ると進む認知症。
介護に無関心な人にこそ、読ませたい!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

| 読んだ本 | 07:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://takunomisosiru.blog.fc2.com/tb.php/1292-2a7eaccb

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>