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退屈力(齋藤 孝)

ゆとり教育の中で否定され続けてきた、
稽古を続ける「根性」「努力」。
とくに「型」(形の間違い?)や素振りは、
基本であるのに軽視されがち。
だからこそ、退屈なことを飽きずに続ける力、
いわば「抗・退屈力」の必要を説く本として読めた。

高度消費社会は「高度刺激社会」。
その中で、活字はすたれ、漫画原作が跋扈し、
映像と心理学で麻薬のように子供は刺激に汚染されてしまう。
音読、百マス計算、反復練習は
やっぱり大事なのだ。

(ただ、形や素振りはきちんとした指導の下で
「考えながら」やるべきものなので、
「退屈力」ではダメなのだ)

「なまじ知識があると感動が薄まる」という暴論への反撃。
「フェルメールに詳しくなるほど、その絵が面白くなってくる。
第一印象がすべて、なんて子供じみたことを言ってはいけない」
そう、そう。
でも、知識が欲しいために
「高度刺激社会」に取り込まれちゃう現実も
あるんですけどね。

退屈力 (文春新書 628)退屈力 (文春新書 628)
(2008/04/17)
齋藤 孝

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