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母親ウエスタン(原田 ひ香)

流しのガンマン、流しのギター弾き、
流しの板前、いろいろいるけど
この本のヒロインは「流しの母親」なのだ。

悲しい思いをしている子供の匂いを嗅ぎつけて、
必要とされる家に入り込み、自然に暮らして、
新しい母親が決まれば、
「…おそれいりましてござりまする」と、潔く身を引く。
子供が小学校に入ればいなくなる。

一見、男にとって都合の良い「レンタル」ママだが、
子供にとっては、虐待や一家心中から救ってくれた大切な人。
彼女の影を追い求めて、恩に報いたくて、
さびしくて、追いすがるもと「子供」たち。

数ページごとに異なる時系列で話が展開。
謎めいた広美さんが、さらに謎めいてくる。
読みやすさが、サクサクとした
ミルフィーユのようだ。
マハさんの「まぐたらや」もいいけど、
ひ香さんの「さすらいのママ」のほうが
有難くてカッコいい。

母親ウエスタン母親ウエスタン
(2012/09/15)
原田 ひ香

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