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向き合う力(池上 季実子)

女優・池上季実子さんがかいた本。
『向き合う力』(講談社現代新書)よみました。
先代の坂東三津五郎の孫という梨園の家系。
アメリカ生まれ、京都育ち、
お嬢様で、実力派女優、
そんな履歴書とは別に、
もう一つの池上さんがいたのでした。

デビューはNHK少年ドラマシリーズ
「幻のペンフレンド」(少年ドラマシリーズ、大好きでした)
でデビュー
「愛と誠」「熱中時代」「おんな太閤記」「太陽を盗んだ男」…
ああ、みんな見てました。

その陰で、取材先での大事故と後遺症。
闘病の日々と屈折した思い。
それを隠そうとしたテレビスタッフのやり方もひどいが
カナダでは「保険証が無いと治療できません」と言われた
アメリカ型医療のひどいありさまにも驚く。
親との葛藤、家庭内暴力、
結婚、夫のDV、離婚、
アルコール依存、後遺症とのたたかい。
子供のためにハリウッドデビューをあきらめた決断。
そして、「全ての経験には意味がある」という前向きな姿勢。

女優業は究極の派遣労働者だという池上さん。
長時間労働、不安定雇用、セクハラ、サービス残業…
俳優業の厳しい実態も告発。
女優の王道を歩んでいたと思っていた彼女の
赤裸々な告白と、しっかりした視点がよくわかる。
ファンでなくても共感できる
読みやすい本になっています。

向き合う力 (講談社現代新書)向き合う力 (講談社現代新書)
(2014/07/18)
池上 季実子

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| 読んだ本 | 07:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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