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1981年のスワンソング(五十嵐貴久)

かわぐちかいじさんの『僕はビートルズ』では、
タイムスリップしたビートルズのコピーバンドの4人組が、
名曲を「本家より先に」世界に発信してしまうという
おきて破りなストーリー。
そのJポップス版がこの作品。
ただ、主人公が覆面作曲者として
「新垣さん」に甘んじる分、
スケールがかなり小さい。

でも、懐かしの名曲オンパレードのこの小説、
70年代から80年代のムーブメントを知る人には、
ポンポン飛び出す、
楽曲、歌手、番組タイトルだけでも十分トリップできました。
その意味では十分成功です。

29歳のくせに、やたら70年代に詳しい主人公の、
「いかがなものか」という嫌なつぶやきと、
ある巨大企業の創設者とつながるラストだけは違和感ありすぎ。

ケータイどころか、ポケベルさえ普及しない、1981年。
聞こえてくる洋楽にいちいち
「クリストファークロス、セイリング」などとつぶやく、
アラサーの窓際ディレクター小夜子さんが可愛い。

もちろん、「世界に一つだけの花」も「イエスタデイ」も、
作品がよかったから売れたのではなく、
やっぱりパッケージなのだ。
スマップやビートルズが歌わなきゃ、
心に残る名曲や世界を震わせる歌にならない。
(そういえば、名曲をずらりと並べた
「トリビュートアルバム」が流行だけど、
あんまり心に残らないですよね)

ゴーストライター、洋楽の剽窃なども素材にした、
タイムトリップ・エンタメ小説。
なかなか楽しめました。

51TetAwV.jpg

1981年のスワンソング

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