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わが友フロイス(井上ひさし)

宣教師フロイスの往復書簡から見える
侵略の尖だった宣教師の実態。
「生まれついての文才と語学の才能、
記憶力も豊富、
あらゆる文筆の仕事に長じ」
「歩く辞書と呼ばれる」
天才少年フロイスに
井上さんが自分を重ねる。

はじめの願いは「他人の役に立ち、
天国への徳を積みたい」。
ところが、実際の宣教師の役割は
母国の利益のための「正当な戦争」の遂行。

「福音を信じない者は滅ぼしても仕方ない」
という仕事に疲れはてたとき、
天正少年使節のひとり原マルチノが
「キリスト教のために日本に攻め込んで」と
懇願することに恐怖する。

青年時代、キリスト者の中で育った著者の、
冷徹な視点が際立つ歴史ミステリでした。

わが友フロイス

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