<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

ゴーストライター論(神山 典士)

「作家になる人の後ろに幽霊がいてはいけない」
ゴーストライティング(=チームライティング)の世界にも
絶対的規律があるという。

その筋のプロ・神山さんは言う。
「作家なら、一字一句、語尾の一つまで、
変えるなんて気持ち悪くてできないはず。」

「次は交響曲を書いてもらうよ」
佐村河内が音楽オタク・新垣さんを操ったテクニック。
自分の作品を世に出したいアマチュアたち。
誘惑にあらがえない人が今も大勢いるのだ。

インタビューをもとにその人の考えを作品にしていく「ライター」、
そして「著者」も聞かれることで
新しい回路がつながり、
殻を破ることができる。

「最終兵器」新書ブーム。
雑誌の低迷の中で、余った雑誌編集者たちが
仕掛けたものだという。
250枚から300枚の入稿で完成し、
テーマは何でもアリ。
今までの雑誌の内容を
すこし掘り下げた程度で一冊できてしまう。

だが、筆者はプロの書き手でない。
そこでチームライティングが登場する。
(ゴーストでなくチームライティング)

チームでやるメリットは、、
①言語化できないことを
質問によって言語化する
②文体が多様化する
③スピード早く、能率がいい
うーん。いいことばっかりですね。

最後に、ライターを目指す方へのアドバイスも。
たとえタイトルにライターの名前がなくても、
作品は「ライターの著作物」
そう、ゴーストと呼ばれようが、書いた人のものなのだ。

知りたいけど、よくわからなかった
出版文化の裏側がみえてくる本。
新書あとがきによくある「編集者に感謝します」
という部分を読むのが楽しみになります。

ゴーストライター論

41XfgFC.jpg

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

| 読んだ本 | 07:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://takunomisosiru.blog.fc2.com/tb.php/1578-f963d855

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>