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世界は終わりそうにない(角田 光代)

角田光代さんのエッセイと対談集。
ちょうど『紙の月』が映画化されたころで、
あの作品のまとめられる経過が面白い。
「致命的なミス」というのがなんなのか、
すごーく気になる。

そして、三浦しをんさんとの対談がとくに濃厚。
「書評を基本的に断らない」という
角田さんのスタンスが
ホントに本が好きなんだな、
と感じさせてくれる。

面白い作品の書評は
「なんで私、要約を書いてるんだろう」
というほど言葉が出にくいのに、
「どーしてなのっ!」というダメな本は、
興奮を伝えたなって書きやすい。
書評はプロも悩むんですね。

清潔に整った部屋は、
個人の思想が排除されて知性や文化が見当たらない。
「散らかっているのも悪くない」。
趣味ではなく義務という、
6度目のフルマラソン。

すごいっ!
その辺まで徹底しているんですね。

「紙の月」の映画化のエピソード。
「お金を少し多く払うことで、少し底上げされた生活ができる。
その底上げは『善意』に似ている。
錯覚だけの世界から抜け出せなくなるのだ」
恐ろしいけど、確かに良くわかるその感覚。
宗教とか、ボランティアとかも、そんな部分ありますよね。

「恋愛と結婚」は「旅と日常」のそれに似ている。
旅なら浮かれているのは当たり前、恥もかき捨てだが、
日常には恥も失敗も後悔となって付きまとう。
作っては食べ、食べては片付けの繰り返し。
でも、そこでしか味わえない喜びの興奮がある。
角田さんの作品は、その二つのバランスが
うまくとられているのだ、と感じました。

世界は終わりそうもない

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