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作家という病(校條 剛)

大衆うけする「飢餓海峡」ではなく
純文学をめざした水上勉の軽井沢でのエピソード。
城山三郎の「旗ふるな、旗ふらすな」に託された、
戦争を扇動することへの反感。
バーのママの余技と言われることを嫌った山口洋子。
御馳走しないと気が済まない気配り人だが、
選考委員を完ぺきにやろうとすることで遅筆になった
「すみません」の井上ひさし。
常識と反常識の同居する遠藤周作。
昭和の文壇の個性的な人々と
「小説新潮」の担当編集として、
飲み、語った日々の回想録。

故郷喪失作家・綱渕謙鍵、
二足のわらじだった・伴野朗、
史実にこだわる吉村昭。
だんだん編集の制御がきかなくなっていった西村寿行、
傍若無人な京都パーティーを続けた山村美紗、
編集泣かせの大作家たち。
エピソードは面白いけど、
翻弄された編集者はたいへんだったんだろうなぁ。

作家という病
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