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大人の流儀(伊集院 静)

「エリートの大半は贋物だといつも言っているのだ」
「ゆとり教育では子規は生まれなかった」
「賢人会議こそ愚者の集い、風が見えない風見鶏だ」
「安手をひくな」
粋な大人の警句と生き方の見本を示すことが、
伊集院さんの流儀なのだ。

終章は「愛する人との別れ」。
元妻・夏目雅子さんのことばかり聞かれつづけ
25年目にして書かれた、妻の思い出。
1977年のパリでの出会い、
スターになってからの再会、
逗子の隠れ家での逢瀬。
そして突然の発病、
壮絶な闘病と死。

医療技術が発展した今なら、
生還できたかもしれない。
もっといろいろしてあげたかったという後悔が、
行間に滲んでいる。

加納朋子さんの「無菌病棟より愛をこめて」を読んだ後だけに、
苦しみ、家族の思い、やりきれなさ、
少し理解できた気がする。

大人の流儀

415SLVSpV04,203,2

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