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電車道(磯崎 憲一郎)

磯崎さんの描く「小田急線」の歴史。
1ページにぴっちりと詰まった活字に圧倒されつつ、
東京近郊の村ぐるみの「ちいさいおうち」の変遷が楽しめた。

「犬か豚のように愛嬌があった」という蚕を育てる農村や、
戦争で鉄どころか犬までも供出させられていく町の描写。
圧倒的迫力なのだ。

被災者を見るまで実感できなかった関東大震災。
最初数年間はのんびりしていた戦争。
芝生が農園になり、金属回収令でタイピンも鐘も消え、
ようやく狂気に気づく人々。

過去のことと言い切れないのが怖い。

電車道

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