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漱石の妻(鳥越 碧) 漱石さん没後99年その6

妻・鏡子は、占い好き、
浪費家、悪妻、朝寝坊のお嬢様。
夫・漱石は、文豪ともてはやされ、
弟子たちの面倒見のいい良き教師、
苦学生に経済的援助もする篤志家、
多彩な才能で客人をもてなす名人。

一方で、胃潰瘍、痔瘻、
神経衰弱(うつ病?)、
家庭内暴力を抱え、
皮肉と冷笑の冷たい夫婦に見えていた。
でも、一途な妻の思いをきちんと見ていた漱石。
「妻は?」を繰り返した修善寺の大患。
作品に投影した家族像に一喜一憂し、
泥棒が入っても
「あなた、よかったじゃありませんか。
小説の題材がまた出来て」
という楽天家の鏡子がいたから、
漱石の名声もあり
弟子にいい格好もできたのだ。

文豪・漱石も夫婦の共同作業のたまもの、
と言ったらいい過ぎだろうか。

漱石の妻

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