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月魚(三浦しをん)

「図書館に入ってしまったら本は死んでしまう。
流通に乗って人の間を渡り歩ける本を、
生きている本というんだ」
図書館の寄贈本は、箱は捨てられ、
無粋なハンコが押され、
誰にも読まれず倉庫に放置される。
古本屋こそ古書に命を与える仕事なのだ。

無窮堂の二代目・真志喜。
その祖父に見出された
せどり屋の息子、瀬名垣。
畠山花犀『獄にありて思ふの記』(もちろん架空)という
希少本をめぐる、親子の断絶。
そして、髪の毛をいじりながら「熱い夜」をすごす二人。
「無窮堂の本はふさわしい人の手に渡るまで
私が預かっているもの」という哲学と、
「だれにも渡すもんか」という思い。

ふむふむ。
もう、二人で好きなだけ
「撫でくりまわして、味わって」ください。

月魚

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