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14番目の月(ユーミン)1976 月にまつわるエトセトラ その4

あなたの気持が読みきれないもどかしさ
だからときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん
終わりが 見える


満月はきらい。
だって次の日から欠けてしまうから。
これから満月になる
14番目の月こそ
一番すてきな月なの。

まるで清少納言の「枕草子」出てくるような話。


14番目の月14番目の月
(2000/04/26)
荒井由実

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気軽なジョークが とぎれないようにしてね
沈黙がこわい
月影の道で 急に車止めないで
ドキドキするわ


満月は狼男だけでなく、様々な人間が興奮する
いわば「ハレ」の天体現象。
新月の不気味さ、三日月の神秘性にくべると
どうしても物足りない。
「満月のように満ち足りた私」を誇った藤原氏も
その後は平氏に追われ没落してゆく。

男女の関係もそうですよね。
青春が素晴らしい、というのも完成されない人間同士の
惚れたはれただからこそ、
傷つきやすく、多感で、楽しいし、悲しいし、ドキドキするのです。
ユーミンがこの歌を作ったのはまだ20代前半だったはず。
思えばすごい感性です。

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き


十六夜(いざよい)の月が欠けていく風情も
落ち葉や紅葉と同じ「あわれ」の気持ちを引き出してくれますが、
青春を象徴するのが14番目の月。
完成ではなく、その1歩手前を楽しむ余裕を
持っていきたいものだとも思います。

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