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1月に読んだ本 読書メーターのまとめ

すっかり読む本の傾向が変わってる!

ミステリーがマイブームになったのは
読書メーターのリサリサ先生こと
Hさんが
コメントくれるからかも?
(力の入った作家論と
比較研究のレビュー、
豊かな語彙の使い方、
圧倒されちゃうほど素晴らしい)

地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)こと
円城塔にも果敢に挑みました~。
逆に漫画の感想が書きにくい~。

今月の5冊
・屍者の帝国
・硝子のハンマー
・ミッキーマウスの憂鬱
・重力ピエロ
・インシテミル


硝子のハンマー (角川文庫)硝子のハンマー (角川文庫)
(2012/10/01)
貴志 祐介

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2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:41冊
読んだページ数:12268ページ
ナイス数:347ナイス

屍者の帝国屍者の帝国感想
ゾンビでなく屍者なのデス。すでに兵士・労働者が屍者によって支配された世界。19世紀の偉人、思想家、主人公、が縦横に活躍するという、極楽いや冥界エンターテイメント小説。円城さんなのに、こんなに読みやすいとは。ラスボス「ザ・ワン」の意外な正体。スペクターどもにとっては、魂=意識のほうが「風邪」のような存在という超絶解釈。面白かった~。
読了日:1月31日 著者:伊藤 計劃,円城 塔
ボクの妻と結婚してください。ボクの妻と結婚してください。感想
優しすぎる夫、だけど人の気持ちが読めてない。余命を使って妻の「婚活」を行う。怒り出す妻。でもそれは、最愛の妻の悲しみを和らげる思いやりだった。軽い文体が、カウントダウンもまったく重く感じさせない不思議。ラストのBBキング「君の友達」は見事にグッジョブ。
読了日:1月30日 著者:樋口 卓治
懐かしのテレビ黄金時代 (平凡社新書)懐かしのテレビ黄金時代 (平凡社新書)感想
「ウルトラマンは馬鹿馬鹿しくなり見るのをやめた」という、私の嫌いなタイプの人が書いた、1960年代までのTV「黄金時代」のお話。どこを黄金とするかは人によりだいぶ違うが、活気にあふれたすてきな時代だったのかも。テープが残されない番組が多かった黎明期。こんな風がふいていたんですね。
読了日:1月29日 著者:瀬戸川 宗太
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)感想
高度成長期以降、日本に「キツネ憑き」がなくなった。山村の過疎化、科学技術の普及、主観の入り込めないテレビという媒体の登場。山村も含め、闇が駆逐され、迷信や恐怖がなくなると同時に信仰や畏敬の念も消えてしまった。1965年を一つの結節点として日本の姿、あり方が変わったことを哲学の立場から振り返ることができた。焼畑と狐の関係、見えない森と人間の歴史と人工林の関係も興味深かった。
読了日:1月29日 著者:内山 節
Mystery Seller (新潮文庫)Mystery Seller (新潮文庫)感想
幼子の虐待がらみや救いない展開もおおくて、ミステリー偏差値40の私には、かなり黒過ぎた中編集。お目当ての米澤さんの短編はゾワゾワしまくりのホラーなお話。親子姉妹でこんなことが…。我孫子さんの短編もミスリードの切れ味がよかったので他の作品読んでみたいかも。
読了日:1月28日 著者:
絶対服従者絶対服従者感想
新世界よりの新社会生物ブームに乗っかったのか、現代社会に蟻や蜂が知性を持って「仕事」を開始。単純労働をすべて引き受けて、人間が失業してしまう世界。外国人労働者と3K労働の関係をにおわすところの突込みと、蟻の集団がどうやって働くのか具体的にイメージできればよかったかも。
読了日:1月27日 著者:関 俊介
週末ナチュラリストのすすめ (岩波科学ライブラリー)週末ナチュラリストのすすめ (岩波科学ライブラリー)感想
何気ない自然の中にある、虫や花の美しさ、光沢・つや・形、それを「宝物」と見る姿勢が素晴らしい。人魚の財布、アリストテレスの提灯、お菊虫…。アニメの外にもこんな不思議生物が見られる日本が好き。妖怪好きの筆者のセンスオブワンダーも楽しめる。
読了日:1月26日 著者:谷本 雄治
犬はどこだ (創元推理文庫)犬はどこだ (創元推理文庫)感想
めんどくさがりの探偵としゃべりすぎの助手が古典部メンバーの5年後くらいの姿に見えた。タイムスクープハンターでみた「禁制」、ブログをめぐる「トラブル」「ストーキング」気になる話題が見事に詰まった、おいしいミステリー。名家の令嬢があんな行動に出るとは…。ブラックな余韻がなんともすばらしい。
読了日:1月25日 著者:米澤 穂信
伊能忠敬を歩いた (新潮文庫)伊能忠敬を歩いた (新潮文庫)感想
江戸の和算の集大成、伊能図ができるまでを実際に歩いて体験する話。雑誌「面白半分」の発行者の方だけに、忠敬のドラマ(フィクション)と踏破のドキュメントを織り交ぜ、飽きさせずに読ませてくれた。偉業を支えた地域とスタッフに対する熱い思いを実感でき、忠敬と筆者のオジサンパワーに拍手を送りたい。
読了日:1月24日 著者:佐藤 嘉尚
恐竜時代でサバイバル恐竜時代でサバイバル感想
タイトルはいい。イラストは綺麗。装丁も凝ってる。が、お話がない。すごーく残念。のび太の恐竜の導入部分とか参考にすれば恐竜狩り、恐竜料理、皮の加工とかアイディアが膨らんだのに…。中途半端な図鑑になっちゃった。
読了日:1月23日 著者:ドゥーガル・ディクソン
解剖男 (講談社現代新書)解剖男 (講談社現代新書)感想
動物園で死んだ動物の遺体を解剖する専門家の遠藤先生。ハチ公の死因やレオポンの標本など前半は楽しく読めた。物言わぬ動物の死因を解明する鑑識さん?とおもったら、どんどん濃くなる解剖薀蓄。ちょっとマッドサイエンティスト入ってました。象の腎臓や牛の胃壁、ライオンや牛の消化管などが並ぶ衝撃、と同時に、解剖でこんなことまでわかる、という実例の数々。大学や博物館の解剖学軽視に対する警鐘が強く印象に残りました。
読了日:1月22日 著者:遠藤 秀紀
センゴク天正記(15)<完> (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(15)<完> (ヤンマガKCスペシャル)感想
ようやくの完結かと思ったら3部へ続く、でした。武田滅亡も淡々としてて、ぐっとくるものがなかった。天正編になってから、ほぼ惰性で読んでたけれど、あとがきで作者に「好事家ですな~」といわれても、あんまり嬉しくないかも。
読了日:1月21日 著者:宮下 英樹
惡の華(7) (講談社コミックス)惡の華(7) (講談社コミックス)感想
盆踊りジャック・焼身心中で街に訣別したはずが、意外な(当然の)結末。そして、何もなかったかのように静かな高校生活を始める春日。惡の華は枯れたのでなく、眠っただけという現実。リア充・常盤さんが巻き込まれる、新たな暴走の予感がビンビンしてます。
読了日:1月20日 著者:押見 修造
ADAMAS(8) (イブニングKC)ADAMAS(8) (イブニングKC)感想
三賢人の一人だったがレイカの父。さらに出生の秘密とジンのプロポーズ。シャニが悪の組織じゃなかったとか、なんだかゴールが見えてきた?でも、9巻でとんでもないこと起きそうな予感も。
読了日:1月20日 著者:皆川 亮二,岡 エリ
日本人はなぜ狐を信仰するのか (講談社現代新書)日本人はなぜ狐を信仰するのか (講談社現代新書)感想
高橋由太さんの「もののけ捕り物帳」のオサキや管狐について知りたくて読んでみた。お稲荷様の使いキツネは、インド由来のダキニ天の使者であったジャッカルが中国経由で狐になったらしいこと、管狐は「過剰に肥った個人の」「低自我」とにべもない。後半、セフィロトの樹と陰陽五行の関係、タロットカードと古代信仰の関係に重点があり、オカルティックな雰囲気も楽しめたかも。
読了日:1月19日 著者:松村 潔
狐火の家狐火の家感想
読後の余韻が黒い表題作。黒い爪が夢に出そうなクモ蘊蓄の2本目。将棋界のアイドルと迷推理がさえる3本目、どれも面白かったけど、なんといっても青砥さんの秘密兵器が炸裂した「犬のみ」が楽しかった~。3作の関連も味わえるんですね!
読了日:1月19日 著者:貴志 祐介
オブ・ザ・ベースボールオブ・ザ・ベースボール感想
ついに円城さんに再チャレンジ。「オフザベースボール」は読みやすかったけど、「次の著書~」は癖のある論理展開についていけず、はじめ素晴らしい睡眠導入剤となった。脚注をクリアしたあと、2ターン目で論旨が見えてきた!カフカやエーコを読んでることが前提なのでしょう。面白い、と感じるとこまでいけなくて…。空から落ちてくるのがミネバちゃんかエルシィならよかったかも。
読了日:1月18日 著者:円城 塔
もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫)もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫)感想
オサキ狐を友とする、紅顔の手代周吉。お江戸が舞台のイラストの通りのラノベ展開。やっぱりこいつが元凶か~。殺人鬼になるまで追い込まれる動機がいまいち納得いかなかったけど、サクサク読めて楽しかった。
読了日:1月17日 著者:高橋 由太
薄妃の恋―僕僕先生 (新潮文庫)薄妃の恋―僕僕先生 (新潮文庫)感想
メンバーが増え、西遊記的なパーティになった僕僕一行。 テンプレな展開を楽しみつつも、特殊能力もっと使ってガンガン経験値をあげてよ!デレが足りない!とゲーム脳が勝手に要求を開始して困った。鎖骨枕の僕僕が可愛い。
読了日:1月16日 著者:仁木 英之
インシテミルインシテミル感想
アイテムとメモランダムに隠されたミステリーの古典への憧憬。作者=主催者の意図がわかったとたんに訪れた、意外な決着とエンディングの余韻。みごとでありました。あのホラーな映画もすべてミスリードと考えれば、メディアミックスも大成功なのでは?次の明鏡庭で「インしてみる」時には、青竜偃月刀とか、妖刀村雨とか、歴史活劇の凶器オマージュを希望!
読了日:1月15日 著者:米澤 穂信
レヴォリューション No.3レヴォリューション No.3感想
能天気なビートルズのレヴォリューションに乗って、ゾンビーズが大活躍。「異教徒たちの踊り」の結末が深い。額縁ばかりに気を取られてる私たち。早く自分の「踊り」が見つけたい。
読了日:1月14日 著者:金城 一紀
硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)感想
前段で振り回されたんでつかれた~。ちょっと無理なトリックと、純子さんの大雑把な推理はミスリード。死のコンビネーションでズバリと真犯人の生い立ち、動機、執念、工作、準備…緻密に丁寧に描き、読むスピードが快速にあがる気持ちよさ!関西の裏筋がおっかない筋立ても、リアルの事件であったから、なおさら。次は「狐火の家」に!
読了日:1月13日 著者:貴志 祐介
死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
家政婦は見た、鷹の爪団、都市伝説と魔女狩り…そこにカレーと内野聖陽をトッピングしたような、絶妙なネタと混ぜ込み具合。これって「あれ」だよね、というニヤニヤ指数が急上昇!動機、根拠、背景もう一切なし、もう勢いだけで楽しめました。
読了日:1月12日 著者:七尾 与史
秒読み―筒井康隆コレクション (ボクラノSF)秒読み―筒井康隆コレクション (ボクラノSF)感想
久しぶりに読んだ筒井さんの短編集。 なつかしい、「マグロマル」「お助け」「熊の木本線」「バブリング創世記」まで好きだった作品ばかり。加藤伸吉さんの絶妙なイラストも堪能できたし、あのブラックな味わいはちっとも古びていない。もっと時事ネタやエログロな話が多かったと思ったけど、いまよむとそうでもなかった。あっ、中学生向けセレクションだから?
読了日:1月11日 著者:筒井 康隆
ぬしさまへ (新潮文庫)ぬしさまへ (新潮文庫)感想
犬夜叉や猫娘は半妖で苦労してたのに、クオーターの若旦那の甘やかされっぷりといったらない。その分事件が起きすぎる長崎屋界隈。米花町のようです。この巻はなんといっても「仁吉の思い人」が好き!ただのチート手代ではなかった!
読了日:1月10日 著者:畠中 恵
カラマーゾフの兄弟 1 (バーズコミックス)カラマーゾフの兄弟 1 (バーズコミックス)感想
一生縁がないかな?と思ってた名作。こういう話だったら原作もいけそう。身分制度の揺らぎ、キリスト教の地位の低下、教育の不均衡、そんな時代背景よくわかり、ロシア名のややこしさがのりこえられた。あとアリョーシャが可愛い!
読了日:1月9日 著者:及川 由美,ドストエフスキー
宇宙小説 (講談社文庫)宇宙小説 (講談社文庫)感想
宇宙兄弟のスピンオフでも、関連本でもない、宇宙テーマのアンソロジー集。「科学」と「学習」に終始する辻村さんの宇宙姉妹、地球の「つむじの話」福田さん、「インターナショナル~」の中村航さんが面白かった。パンスターズ彗星とアイソン彗星も来るし、今年も宇宙年?
読了日:1月9日 著者:辻村 深月,福田 和代,宮下 奈都,向井 万起男,本谷 有希子,高橋 源一郎,常磐 陽,中村 航,ダ・ヴィンチ・恐山
ディランを語ろうディランを語ろう感想
アーティストの音楽体験から、60年代のディランの影響力の大きさと変化への反発の凄さが体感できる(気がする)本。浦沢直樹の絵物語「BOB・DYLANの大冒険」を読めるだけでも収穫。みんな好きだったんだね。
読了日:1月8日 著者:浦沢 直樹,和久井 光司
新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活感想
守村大先生が福島・白河に究極の男の城「ほんとに自分で作ったログハウス」やサウナ・井戸まで作る、実録DIYエッセイ。漫画漬けから一転超肉体派に転身する、アラフィフ世代のヒーローのようで感動した。ロックな生き方であるが、文明批判と先人への感謝が溢れる、緻密な思考がたのしい。マニュアル風イラストが、田舎に、おいでおいでをしている!
読了日:1月8日 著者:守村 大
農家の嫁の事件簿 描き下ろし農家の嫁の事件簿 描き下ろし感想
古書店、珈琲店ときて次は農家?というわけもなく、ミステリーと関係なし。「カミサワグチ生活図鑑」というブログが人気の、イラストレーター三上亜希子さんのエッセイ。農業の「豊かさ」が伝わる日常の事件の数々。中高年の「銀の匙」岩手版というところか。農家も現代を生きています。
読了日:1月7日 著者:三上 亜希子
ダークゾーンダークゾーン感想
神崎士郎ばりの「闘い続けろ」で将棋型バトルロイヤルを繰り返す、友人・先輩・恋人。途中、愛や友情を語る展開で、なにか最後は救われちゃう幻想が見えたのに、二転三転してのバッドエンド。甘さの裏切られ具合がでかかった。敵駒の兵器化、昇格システム、定跡…将棋の面白さがベースにあるのですね。因果応報で無間地獄に落ちたとみるか?将棋と恋人とわが子に囲まれ永遠のバトルを生きる幸せを得たのか?答えはダークゾーンの中。
読了日:1月7日 著者:貴志祐介
江戸ねこ漫歩記(そぞろあるき)江戸ねこ漫歩記(そぞろあるき)感想
学習漫画と特撮・アニメのコミカライズで活躍した古城武司先生の遺作イラストを使った本。江戸の名所を川柳とコラムで紹介。 可愛い猫が江戸の風俗を再現するイラストがたくさん。企画としてはいいんだけど、記事との関連が薄かったり(花魁猫ばかり)、文章のひねりがなかったり、ちょっと残念。
読了日:1月6日 著者:
アド・アストラ 1 ─スキピオとハンニバル─ (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)アド・アストラ 1 ─スキピオとハンニバル─ (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)感想
テルマエのローマ人はいい人ばかりでしたが、圧殺されたカルタゴはいい迷惑。血で血を洗う「キングダム」だった~。不気味なハンニバルとガイウスとスキピオの戦い、結末をどう描くのか気になる。
読了日:1月6日 著者:カガノ ミハチ
オーデュボンの祈り 下 (Bunch Comics Extra)オーデュボンの祈り 下 (Bunch Comics Extra)感想
血なまぐさいシーンと過度のデフォルメが気になるけど、スッキリしました。よーし原作に再挑戦だ!
読了日:1月5日 著者:伊坂 幸太郎
オーデュボンの祈り 上 (Bunch Comics Extra)オーデュボンの祈り 上 (Bunch Comics Extra)感想
原作挫折組なので、ストーリーの把握のため漫画版を。泥臭い絵このタッチどこかで見たような?誰かのペンネーム?
読了日:1月5日 著者:伊坂 幸太郎
ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)感想
あの権利にうるさい某パークに切り込んだことがまずスゴイ。マンガの読み切りに出てきそうな展開と「水戸黄門」のラスト。…大好きです!派遣と社員の間には深くて暗い川がある~という、どの職場でも身につまされるお話が根底にあってせつなくなった。やる気と希望で変えていくのは理想でしかないし、ファンタジーとして割り切って楽しむべきかな?
読了日:1月4日 著者:松岡 圭祐
氷菓 (角川文庫)氷菓 (角川文庫)感想
おおっ!これも手紙形式。アニメで見た時はモノローグが多すぎ?と思ってたましたが、相当削ってあのテンポ。グラデーションや文字のダンスばかり注目してたけど、原作の味がうすまっていたのですね。斟酌や酒肴がするりと出てくる高校生ふたり。感情移入のために、アニメ表紙は外して読むべし!
読了日:1月4日 著者:米澤 穂信
重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)感想
春がまほろの行天とかぶっちゃってしかたない。報復劇を縦糸に、遺伝子の話を横糸に紡がれた家族のストーリー。無重力というのは引力と遠心力が釣り合っている状態なわけで、「恰好いい」お父さんの大きさが兄弟の素敵な関係を作り上げていたんですね。ちりばめられた謎と薀蓄が気持ちよく回収されてスッキリ。たっぷり楽しめました。
読了日:1月3日 著者:伊坂 幸太郎
金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら感想
アイディアとイラストはいいけど、経済の話としては上滑りだし、高校生と立ち話で歴史が変わっちゃうとか、SFとしては完全アウト。「もしドラ」ってよくできた話だったんだな、と改めて感じた。
読了日:1月2日 著者:菅野 隆宏
しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)感想
一太郎のまわりを固める手代の妖と付喪神たち。屏風のぞきや鳴家たちがも、個性的で、生意気で、わがままで、頼りになって、こんな妖怪なら友達になりたい。腹違いの兄との微妙な関係。併読中の「重力ピエロ」と裏返しで面白い。
読了日:1月2日 著者:畠中 恵
追想五断章 (集英社文庫)追想五断章 (集英社文庫)感想
劇中劇ならぬ小説内小説のもつ、二重構造の面白さ、さらに結末が1行で書き換わるリドルストーリーの魅力を教えてくれました。最後の数ページで書き換わった真犯人、三重構造だったのか~。米澤作品をもっと読みたいっ!
読了日:1月1日 著者:米澤 穂信

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