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「なぜか売れなかった愛しい歌」(阿久悠) 昭和の詞人のアンソロジー

ヒットメーカー阿久悠さん。
しかし、売れなかった曲もたくさんあった。
そんななかから、50曲をセレクト。

当時の思い出と、
なぜ「愛しい」のかを
解説してくれてます。

毎日のようにリリースされる、
歌謡曲、演歌、ポップス…

僕らはヒット曲を次々に受け入れて
想い出を作ってたけれど、
作る側にも、その何倍もの想いがあったことを
知ることができました。


なぜか売れなかったぼくの愛しい歌 (河出文庫)なぜか売れなかったぼくの愛しい歌 (河出文庫)
(2008/07/04)
阿久 悠

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活動期間が長かった阿久さん。
グループサウンズから90年代のアイドルまで
幅広くいろいろな世代に向けて作ってきました。

このブログでも何度も紹介した
阿久さんの歌詞は
人生のターニングポイントや
楽しいエピソードと結びついた
珠玉の言葉になっています。

多作なだけでなく
構想、戦略がはっきりしていて
歌手や曲との相性、
時期・売り方、
かなり高度な判断が働いていたのでした。

しかし、それだけでは心に響かない。
それぞれの曲に込めた想い、
作っている中で生まれた愛、
B面曲、アルバム曲、売れなかった曲
どんな歌にも脈々と流れていた。

「学生街の四季」(岩崎宏美
「ひとりの悲しみ」(ズーニーブー)
「長距離バス」(トップギャラン)…
どのエピソードも読みごたえあります。

ピンクレディーは「マンデーモナリザクラブ」
山本リンダは「真っ赤な鞄」
沢田研二「探偵」
シブガキ隊「恋するような友情を」

大ヒット曲ではなく、埋もれてしまった歌の歌詞たち。
読んだだけで
そう、昭和の時代が、
息づかいが伝わるのです。

あらためて「詞」人、阿久悠さんの力を
見せつけられた感じ。
濃厚な本でした。

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今週から、不定期で
ちょっと懐かしい、
時代を感じる歌の本の紹介を書いてみます。
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