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6月に読んだ本 読書メーターのまとめ

最近、なぜか大型書店に入づらい。

あの、ポップの林立、
可愛いイラストと
魅力的な帯のキャッチコピーたち。
「私を買って!!」と訴えるような本たちから覚える
吉原に足を踏み入れたような眩暈…
「本屋さん酔い」ですかね。

6月のおすすめは…
「あぽやん」
「7人の侍と現代」
「カネが邪魔でしょうがない」
「妻との修復」
「本屋さんで待ち合わせ」
「王様は裸だと言った子供はどうなったのか」 
「3匹のおっさんふたたび」


あぽやんあぽやん
(2008/04)
新野 剛志

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2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:8301ページ
ナイス数:307ナイス

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)感想
なんでもありに見えて、きちんと古典を編みこんだ名作漫画。 ラストは定子の出家を「香炉峰」でしめくくり、もと夫と陸奥へ旅立つ諾子。紫式部もソウルメイトになり、きれいなハッピーエンド。東北の自然を編みこんだ「枕草子」を想像しても楽しい。
読了日:6月30日 著者:かかし 朝浩
浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)感想
読み終わった後、楽しい話なだけに、とても悔しい。謎解きというより、幾何学が理解できん。今回は、微積分かぁ。秀吉もわからない(ふりをしている?)中学生に負けた…。
読了日:6月29日 著者:青柳 碧人
浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)感想
だんだん、ファイブレインみたいになってきた。イキイキと数学の理想をかざし、恐怖をふりまく「黒い三角定規」が楽しそうで、犯罪組織でなければこっちの方が魅力的。小切手の0乗事件はさすが無理があり過ぎ。
読了日:6月28日 著者:青柳 碧人
小説 仮面ライダーファイズ (講談社キャラクター文庫)小説 仮面ライダーファイズ (講談社キャラクター文庫)感想
頭の中で、ファイズ・オリジンが始まってしまった。流星塾のなぞ、短命なオルフェノクたち、そして意外な黒幕。テレビでもこういう話を見たかった。蟻を食べ、言葉を奪われる結花。木場、海堂、結花のストーリーこそファイズの本筋だ。草加はやっぱり、しぶとく、トコトン嫌な奴でいてくれた。健康な男女であれば、やっぱり出来ちゃっていて当然。激闘につぐ激闘。そしてファイズを継ぐ者が…。劇場版の不全感がようやく解消されました。
読了日:6月27日 著者:井上 敏樹
団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた感想
ボクサー、経営者、豆腐屋さん、研究者そしてカラスヤサトシ。このセレクトが面白い。マンガが勇気をくれたことは間違いないけど、実はジャンプ以外の漫画のほうが多いのだ。キャプテン翼、キン肉マン、北斗の拳、ジョジョといった定番も、受け止め方が9者9様。マンガについては、カリスマたちの言葉より、著者の思いの方が溢れまくっている。
読了日:6月26日 著者:岩崎 大輔
妻との修復 (講談社現代新書)妻との修復 (講談社現代新書)感想
文豪、政治家、哲学者のエピソードをふんだんに盛り込み、「妻とのつき合い」を考察する楽しい(恐ろしい)本。どんなに華麗な乙女も才媛も、7年周期で次のように進化する。おばさん→妖怪→鬼婆→超獣→神。むふふ、たしかに。青鞜派を喰いまくった岩野泡鳴、女性に翻弄された公家トルストイ武者小路(ムシャさん)など、波乱万丈な「妻」談義。二人のメリー(野口と新渡戸)、「インテリ美人妻は夫を不幸にする」「友人の妻の離婚相談に乗ってはいけない」など教訓が山のように得られるのも嵐山流だった。
読了日:6月25日 著者:嵐山 光三郎
千葉県立海中高校 (講談社バース)千葉県立海中高校 (講談社バース)感想
あまちゃんの「南部もぐり」、はたまた、アトランティス的なファンタジーかと思ったら、ライトSF風味の学園もの。いまは廃墟となった「海中市」は、ドラえもんの短編あった、ダムに沈んだ村への郷愁がモチーフのようだ。一昔前に流行した「ダム悪論」「温暖化という恫喝」への批判がちょっと強すぎの気もする。
読了日:6月24日 著者:青柳 碧人
浜村渚の計算ノート (講談社文庫)浜村渚の計算ノート (講談社文庫)感想
数学を軽んじた政府にテロを仕掛ける「黒い三角定規」。繰り出される数学的な謎や事件を「数学」の魅力とテクで解決する渚。数学好きと数学狂の戦いは、緊張感がないのにぐんぐん読ませる筆者の力。数学って面白いかも、と思わせる導入としてはピッタリ。5ケタずつの円周率宗教集団「πレーツ」や、数学ソフトでの殺人プログラムといった奇天烈さの振り切れ具合が楽しい。ピタゴラス教団が元ネタ?
読了日:6月23日 著者:青柳 碧人
ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1)ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1)感想
巨人の打てない助っ人選手から派生した言葉「トマソン」。そんな、やくに立たない、使用法が謎の建物たち。鍵だらけ、エレベーターハウス、隅櫓の部屋、回転ずし…だれも死なない「ゆるミス」らしい後味のよさ。軽いノリとラブコメ成分の充実はかえってアニメ向けともいえそう。
読了日:6月23日 著者:青柳 碧人
母さんがどんなに僕を嫌いでも母さんがどんなに僕を嫌いでも感想
全くの予断抜きで読んじゃったら、凄まじかった。 離婚、虐待、いじめ…パニック障害を起こす側の気持ちが、つらさが、痛さが、突き刺さる。夫婦喧嘩を止めようと「特技」見せたり、すすんで施設に入ることを受け入れ、自分を責めたりする子供時代。そして、過去のフラッシュバックでよみがえる地獄の体験。ソフトな出だしから想像できない展開の波状攻撃、心が捻じ曲がらずに、よく耐えた。そして自分を変えるきっかけ、仲間との出会い。40歳で漫画家デビュー。そして、母との和解…。今、つらい思いの人に読んでほしい本。
読了日:6月22日 著者:歌川たいじ
フラン学園会計探偵クラブ Report.1 (角川文庫)フラン学園会計探偵クラブ Report.1 (角川文庫)感想
FX取引で破産したヨット部を立て直すため、会計バトルに挑む二人のアンリ。おだんご頭のキロリと生意気なミツトシのコンビが確定申告や税の仕組みに親しめる。さらに、あの女子大生公認会計士・萌実が顧問の先生になってカムバック。簿記も勉強しないとね。
読了日:6月21日 著者:山田 真哉
カネが邪魔でしょうがない 明治大正・成金列伝 (新潮選書)カネが邪魔でしょうがない 明治大正・成金列伝 (新潮選書)感想
写真に生きた鹿島清兵衛、冒険活劇人生の大倉喜八郎、株の絶頂と地獄をみた相場師の鈴久、タバコ専売制に泣いた岩谷松平…原資蓄積期の明治だからできた、巨大な富の溜め込み。美術品と女と豪邸に費やした「成金」の異様な生活だけでなく、彼らが子弟教育にかけた「カネ」は意外と実を結んでいることに驚く。毀誉褒貶、とくに嫉妬に近い感情が彼らの実像を見えにくくしてきたことも注意したい。
読了日:6月20日 著者:紀田 順一郎
あぽやん (文春文庫)あぽやん (文春文庫)感想
空港の潤滑油であり、旅客のリスクマネージャーでもある「あぽやん」。おせっかいで、お調子者のあったかい存在。裾からシャツが出ていても、出世コースから外れてもいい。旅行を陰で支えるという仕事にやりがいを見つける過程は、読んでいて励まされた。自分も頼りにされる「あぽやん」的先輩になりたい。
読了日:6月19日 著者:新野 剛志
ああ、禁煙vs.喫煙 (講談社文庫)ああ、禁煙vs.喫煙 (講談社文庫)感想
寿司屋なのに「お客が減るから」と禁煙に踏み切れない店。個別で個人営業なのに一斉に「たばこ禁止」にしたタクシー業界。どこかがおかしい、という素朴な問題提起。タバコから日常のさまざまへの疑問提示の数々。あるあるという部分がたくさん見つかる。禁煙に対する問題提起ではなく、熟年世代のため息交じりのエッセイなのがよみやすい。
読了日:6月18日 著者:姫野 カオルコ
超ビートルズ入門超ビートルズ入門感想
独断と偏見に満ち満ちた、ビートルズのアルバムの「正しい」聴き方。パストマスターズから始まり、アビーロードでしめ、おまけとしてアンソロジー…。この順番のこだわり、確かになかなか良いのだけれど、ヨーコとリンゴのファンから相当のクレームきてるんじゃないか?
読了日:6月17日 著者:中山 康樹
紫式部の欲望紫式部の欲望感想
知性と良識に引き裂かれる女、六条御息所のヒールとしての魅力。知性を隠す、作者・紫式部。都会に住みたいという要求の反映、玉蔓と近江の君。嫉妬、復讐、見栄、嘲笑…欲求を忠実に表現したという側面からのナイスな源氏物語の楽しみ方ができた。
読了日:6月16日 著者:酒井 順子
三匹のおっさん ふたたび三匹のおっさん ふたたび感想
職場のいじめ、ゲーム感覚の万引き、地域の祭りに協力しない大人、ゴミ出しのモラル…今回は一筋縄でいかない相手ばかり。三匹の活躍も一刀両断とはいかない。しかし、貴子、祐希、康生、ニセ三匹たち…影響を受けたそれぞれの成長や活躍がまたイイ。ヒーローだけでは、町もモラルも守れないのだ。
読了日:6月15日 著者:有川 浩
友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)感想
小学校の教員の僕が、小学生をやり直して友達を100人作るという「宇宙人の課題」をクリアしなくてはならない、というおはなし。この設定がとよ田みのる先生の絵がキッチリはまって、絵の通り単純明快な登場人物の約束された会話が楽しめる。拳で語り合ったり、SFの世界に入り込んだり、小学生をやり直すのなら、こういう世界が一番楽しそう。
読了日:6月14日 著者:とよ田 みのる
さよならクリストファー・ロビンさよならクリストファー・ロビン感想
やさしげな文体と隠された毒。後半から眩暈がしたきた。天馬博士とトビオとアトムの関係をもとにしたサイドストーリー「お伽草子」と小説家のパパの愛が伝わる「星降る夜に」が面白かった。 アトムが誕生して50年。手塚の生んだ人造人間・鉄腕アトム。原子力がキラキラと輝いていた時代のヒーローは、やはり悲劇を内在していたのだ。
読了日:6月13日 著者:高橋 源一郎
本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ感想
まさに、しをん版「読書メーター」。面白かった本には長く、普通の本にはそれなりに、関心の度合いがわかる書評集。新聞の書評も自由闊達に書いてたんですね。「人物描写が真に迫り過ぎて怖い」という四谷怪談の解析、書簡集のおかげで「石とならずむ」中島敦が見つけられた、という本の楽しみ方。ああ、読んだとたん読みたい本が飛躍的に増えてしまった。
読了日:6月12日 著者:三浦 しをん
【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
編集と作家、作家とアシとの微妙な関係がうまーく盛り込まれていて、女性漫画家が寝たきりの弟を目覚めさせるけなげな話ですな、とニヤニヤみていたら…ループしだしたストーリー、次々と起こる不可思議な事件、そして、まさかの結末に愕然。今、生きてることも実は「痛い」バーチャルリアリティー、この場所もコーマワークセンター、友達も家族もフィロソフィ・ゾンビ、いやいや、胡蝶の夢なのか。サリンジャーの「完全なる『バナナフィッシュ』の日」も読まなくては。
読了日:6月11日 著者:乾 緑郎
コミックソングレコード大全―爆笑音盤蒐集天国 (笑芸人叢書)コミックソングレコード大全―爆笑音盤蒐集天国 (笑芸人叢書)感想
落語家やコメディアンの余技の歌始まったこの分野。シングルの数は人気芸人たちのバロメーターでもあった。巨匠の放った実験曲、笑いを誘っただけの一発屋、アニメや特撮のソノシートからうまれた「○○音頭」まで、昭和を彩った「コミックソング」がカラーで紹介された労作ディスコグラフィー。クレージーキャッツとドリフの特集は読みごたえあり。デンセンマン、ひょうきん族、ニャンギラス、恋のバッキンあたりがすごく懐かしい。渥美清、三枝、談志、など時代を作った方のジャケットはどれも個性的でまさに、その時代が蘇るキーワードだった。
読了日:6月10日 著者:
ああ、恥ずかし (新潮文庫)ああ、恥ずかし (新潮文庫)感想
前半のちょっとした失敗を引きずる淑女と、あまりに赤裸々な「告白」的な中盤のエッセイ。そして、放送事故になった残間さんの「目隠し事件」などびっくりする後半。「恥ずかしい」という感じ方がこんなにも違うのかと、しみじみ感じた。 「恥ずかし」満載エッセイの三浦しをんさんが、何を書くのか期待したら、意外にも小説の作法の話。ワイルドに、カッコよく、背景描写に200枚かけたイケメンが、食性が貧弱で残念という話。さすがですね。
読了日:6月9日 著者:阿川 佐和子
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)感想
古紙のリサイクルは地球によくない。ペットボトル・食品トレイのリサイクルは意味がない。ダイオキシンより生ゴミ堆肥のほうが危ない…。リサイクル・リユースの常識がひっくり返されるのは面白いけど、これがホントなら行政や学校のやってることって何?何を自信ればいいの?と不安になるだけ。検証の薄さがかなり気になるので、こういう見方もあるから、多面的に見ていくことが大事だ、と思いました。
読了日:6月8日 著者:武田 邦彦
土井徹先生の診療事件簿 (幻冬舎文庫)土井徹先生の診療事件簿 (幻冬舎文庫)感想
安楽椅子探偵として活躍するのは獣医の「土井徹(ドリトル)先生」。戦力外副署長の主人公の依頼で、ペットや動物たちの動きから問題点と犯人を突き止めるミステリー。取り上げる題材興味深いが、専門的にならない「なるほど」という程度の驚き。カメレオンの補水、ヤギの食性、ヤコブソン器官、カラスの知性…。もう少し描写と薀蓄があるといいのになぁ。ラストの話は「つづく」という感じなので続刊も読んでみたい。
読了日:6月7日 著者:五十嵐 貴久
ミニチュア庭園鉄道―欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線の昼下がり (中公新書ラクレ)ミニチュア庭園鉄道―欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線の昼下がり (中公新書ラクレ)感想
庭園鉄道の初期の設計、塗装、整備の過程が解明される、欠伸軽便鉄道の誕生記。新書サイズで出ていたのですね。写真が小さくて少し残念だけど、情報量はやっぱり「森」たくさんでした。
読了日:6月6日 著者:森 博嗣
ぼくらが子役だったときぼくらが子役だったとき感想
インタビューする中山千夏も有名な元子役。チャコちゃんこと四方晴美さんがマックの副店長として頑張っていたり、水谷豊や風間杜夫も子役だったことに驚いた。ダメになった人も多いというけど、このメンバー見るとやっぱり、子役は芸能界の登竜門だと思う。
読了日:6月5日 著者:中山 千夏
王様は裸だと言った子供はその後どうなったか (集英社新書 405B)王様は裸だと言った子供はその後どうなったか (集英社新書 405B)感想
「羅生門」の芥川と「御伽草子」の太宰が現代を描くとこうなるかも、毒とウイットに富んだ現代の「おとぎ話」たち。純粋でとろい「王様は裸だ」といった子供は、ニートになったか、独裁者になったか。「こうもり」と環境問題、「ふるやのもり」と領土問題、ドンキホーテと民族主義…きわどい話題を鮮やかに一刀両断。火の粉をかぶる覚悟の上の切り口が、鋭すぎて怖いくらいだ。
読了日:6月4日 著者:森 達也
バンド臨終図巻バンド臨終図巻感想
全てに始まりと終わりがある。バンドの終焉は「それぞれ不幸」というが、大きな足跡と感動をのこしたバンドたちがズラリと並び、末節を汚さずに解散している姿はむしろ気持ちいい。ネタ元の明示と興味本位でない書き方が読みやすく、執筆陣のバンドたちへの惜別の情を強く感じた。
読了日:6月3日 著者:速水健朗,円堂都司昭,栗原裕一郎,大山くまお,成松哲
僕と彼女と週末に 浜田省吾 ON THE ROAD 2011 The Last Weekend僕と彼女と週末に 浜田省吾 ON THE ROAD 2011 The Last Weekend感想
震災で傷ついた2011年の日本で、どのように行動し、どのように歌ったのかをルポルタージュとして追いかける純粋なファンブック。「魚が出てきた日」が訪れる、と予言した浜省だが、テーマは反原発ではなく、「反抗期」「独立記念日」「涙あふれて」といった懐かしいナンバーで日本を励ます「疾走型ロック」こそ彼の本質である、ということがよくわかる。
読了日:6月2日 著者:田家 秀樹
『七人の侍』と現代――黒澤明 再考 (岩波新書)『七人の侍』と現代――黒澤明 再考 (岩波新書)感想
黒沢明の先進性と限界についての言及が鋭い。戦国の農村の研究がされてこなかった限界性、敵の描き方、西部劇へのこだわり、世界の「クロサワ」になる前の監督の心の揺れと生き様が透けて見えてくるようだ。久蔵や勝四郎にひそませた、侍と農民の乗り越えられぬ壁、エンディングの変更で強まった侍の敗北。そこにナロードニキの知識人を重ねるのは、ちょっと深読み過ぎでは。
読了日:6月1日 著者:四方田 犬彦

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