<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

朗読のススメ(永井一郎)を読んで : カーネーションとイントネーション

今週は声優さんの来た本の紹介
まずは重鎮、永井一郎さん。
サザエさんの波平さんでおなじみですが、
ガンダムのナレーション、
ナウシカのミト、ぴょん吉の町田先生など多数。
永井さんの声優論、朗読のあり方、
そして『方言』と文化についての発言が深イイ。

『清盛』が『カーネーション』に勝てない理由が
わかるような気しました。(あくまで私の中で…)

朗読のススメ (新潮文庫)朗読のススメ (新潮文庫)
(2009/05/28)
永井 一郎

商品詳細を見る


先日、爆笑問題の番組(長谷川町子さん特集)に出た永井さんが、
「ガンダム、佐渡酒造の話」にあまり反応せず、
淡々と波平の役つくりのみ語っていました。
昔の作品嫌いなの? 役者さんのプライド?

この本を読んで、誤解も氷解。
声優として理論家であり、そして誠実な人
そんな理解ができました。
テーマに沿った話だけしなければ、ということだったのですね。

まずは永井さんの「朗読論」

学校教育で朗読の必要性が見直されているが、
テクニックに流れていないか? 個性や地方文化が損なわれていないか?
特に方言についての指摘は秀逸。
東北弁の恩師のエピソードや「方言の矯正」の弊害

「訛りの矯正は自分の国を失うようなもの」
「言葉文化の大切な要素」

大阪弁の詩にひきつけられる魅力を
「方言は血であり、肉であり、心ですから」
と語っています。

「演劇論」も筋がとおっています。
幸福願望がほかの人の幸福願望とぶつかり合う
それがドラマ…
その例として、八宝菜(らんま)、錯乱坊(うる星やつら)でたきたのがうれしかった。
あの役も大事にされているんですね。

仕事に対するプライドも頭が下がります。
昔横行していた、『俳優』が『声優』への差別的な扱い
それを見事に実力で跳ね返してきたのです。
スゴイ人です。

ぜひ読んでみてください。
スポンサーサイト

| 読んだ本 | 01:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://takunomisosiru.blog.fc2.com/tb.php/87-2bfd1ae4

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。